ハーレクイン・シリーズ
禁じられた言葉
なんという残酷な仕打ち。
結婚前に見せた優しさは偽りだったのか――。
情熱的な夫ジャンフランコに愛されていないとわかっていてもデヴラはいまの暮らしに満足しているつもりだった。少なくとも夫はわたしを求めているし、愛人になることを拒んだわたしを妻にしたくらいだから。ただ、子供が欲しいという願いはずっと胸にしまいこんでいた。病気が原因で妊娠は望めない体になっていたものの、愛する男性の子供を産む夢はあきらめきれない。そんなとき、妊娠する可能性はゼロではないと医師から告げられ、デヴラは希望を抱いた。ところが、それを打ち砕いたのは夫だった。子供はつくらない。ジャンフランコは冷ややかに言い放った。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年01月20日
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- 著者
- キム・ローレンス
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- 訳者
- 柿原日出子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12353-4
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- 書籍番号
- R-2353
読者レビュー
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イギリスの作家。ウェールズ北西部のアングルジー島の農場に住む。毎日三キロほどのジョギングでリフレッシュし、執筆のインスピレーションを得ている。夫と元気な男の子が二人。それに、いつのまにか居ついたさまざまな動物たちもいる。もともと小説を読むのは好きだが、今では書くことに熱中している。ハッピー・エンディングが大好きだという。