ハーレクイン・シリーズ
“あなたは彼と目がそっくりだわ” 亡き母が遺した最期の言葉が、ロクシーの人生を変えようとしていた。 遺品の中から、大富豪の恋人が若き日の母へ宛てた手紙が見つかり、 彼こそがロクシーの本当の父親らしいとわかったのだ。 幼い娘を育てるしがないウエイトレスの彼女にとって、青天の霹靂だった。 私がその人の子供だと認められれば、娘にいい暮らしをさせられるわ。 希望を胸にマイクという弁護士を訪ね、事情を話したところ、 彼は疑いの目を向けてくるばかりか、証拠が不十分だとつっぱねた。 失意のあまりその場を飛び出したロクシーだったが、 その夜、どういうわけかマイクが彼女の職場に現れ、 不敵な笑みを浮かべながら、仕事を引き受けたいと言い出した!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年07月20日
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- 著者
- バーバラ・ウォレス
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- 訳者
- 松島なお子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年07月03日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22332-6
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- 書籍番号
- I-2332
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モニター
惹かれ合っているのはすごく伝わってくるのに、いろいろな障害によってなかなかくっついてくれない二人にやきもきしながら読みました。読み終わって心がほんわかとなる内容だったと思います。
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モニター
今まで読んだことがない設定だなぁと最初に思いました。スーパーマンのような万能で全てを持っているヒーローや、普通の家庭で育ったけど美貌に恵まれて玉の輿に乗るヒロイン…そんな今まで自分が持っていたハーレクインの定型的なヒーロー、ヒロイン像とは正直違っていたので最後までどうなるかとハラハラしながら読みました。終盤、ヒーローの決断と過去との対決シーンに胸が熱くなったんですが、それだけに「その後」の2人が本当に幸せになったのか見届けたい気持ちになりました。
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モニター
ヒロインの誠実でひたむきに生きる姿勢と大切な娘を思う気持ちに共感しました。良くも悪くも干渉する周囲の人々に翻弄されながらも生きる姿勢。先へ先へと進んでしまいました。ヒーローの生真面目で不器用な性格ゆえにヒロインとの関わりで起こるパチパチするような化学反応も楽しかったです。
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モニター
子供の生い立ちについては、ちょっとだけ複雑な感じだけど、読み進めていくと面白かった。心のモヤモヤ感や駆け引きがやっぱりハーレクイン的だなと感じてワクワクしながら読み進めることができた。
幼いころ物語の持つ魅力に取りつかれ、自分でも書き始めた。あらゆるジャンルの物語に挑戦したが、必ずロマンスの要素があり、ハッピーエンドで終わっていたという。努力が実って、2010年にハーレクイン社からデビュー。夫と10代の息子、2匹の猫とマサチューセッツ州に住む。