ハーレクイン・シリーズ

耐え忍ぶ花嫁
わが子も同然の姪のためなら、地獄のような結婚にも耐えてみせる。
ある日、ローラは姉夫婦が死亡したという連絡を受け取った。知らせてきたのは、義兄の親友で名門出の大富豪アントン・ドヴィア——何度か会ったことはあるが、過剰なまでの男っぽさや尊大さに、ローラはつい怖じ気づいてしまい、ひどく苦手な相手だった。遺された姪サリーのもとに駆けつけると、そこにはアントンがおり、驚いたことに、後見人としてサリーを引き取ると告げる。たしかに一介の秘書の私より彼に育てられたほうが幸せかもしれない。でも、両親を亡くして不安になっている姪を放ってはおけない……。ためらい、思い悩むローラを、アントンは嘲るように眺めたあげく、有無を言わせぬ口調で言った。「君は僕と結婚しなくてはならない」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年07月05日
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- 著者
- イヴォンヌ・ウィタル
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- 訳者
- 後藤美香
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-22330-2
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- 書籍番号
- I-2330
南アフリカ生まれ。70年代後半から90年代初頭にかけて活躍した作家。独特な雰囲気をもつ南アフリカの各地を舞台に男女の愛のもつれを描いた作品は、今なお絶大な人気を誇る。