ハーレクイン・シリーズ
プロポーズは最後に
あのときかわしたキスをほんとうはずっと忘れられなかった。
干渉のすぎる父をうとんじて、サラは数カ月前に家を出た。メディア王と言われる父の援助がなくても、自分の力で働いて自立した生活を送ってみたい。販売員の仕事を見つけ、サラは働き始めた。すてきなボーイフレンドも見つかり、彼と一緒に帰宅した夜、フラットのドアの前に立つ男性を見てサラは愕然とする。ショーン――懸命に忘れようとしてきた男性。父の再婚相手の息子であるショーンとは、あるできごとをきっかけに会っていなかった。あのとき軽蔑するような目を向けられ、二度と彼には会うまいと心に誓ったのだ。口もきけずにいるサラに向かって、彼はいきなり切り出した。「ぼくと結婚してほしいと言いに来たんだ」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年05月05日
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- 著者
- キム・ローレンス
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- 訳者
- 高田真紗子
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-11910-4
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- 書籍番号
- R-1910
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