ハーレクイン・シリーズ
意外なエピローグ
子供だけ欲しいから、人工授精で構わなかった。でも今は、母と子を守ってくれる人も欲しい。
恋人が突然亡くなったとき、リンダは無性に子供が欲しいと思った。できれば恋人に似て、頭脳明晰で創造的才能に恵まれた子が欲しい。リンダは兄に頼んで適当な精子の提供者を探してもらった。そして、相手が誰か知らされないまま、無事男の子を出産した。しかし問題はそれからだった。彼女は母親に向いていなかったのだ。赤ん坊をどう扱っていいかわからず、しかも家事が苦手ときている。だから、庭の手入れをしてくれる芝刈り業者が予定どおり来なくて、子守りを頼んでいる隣人が怪我をした今、リンダはパニック状態だった。だが、救いの神は現れた。兄の知人だという男、ニック。彼がすべてを引き受けてくれたのだ。ニックは有能だった。なんといっても赤ん坊の扱いに慣れている。その上、ハンサムでセクシー。でも、定職につかずにあちこち放浪しているような人に、大切な子供を任せていいの? そして、私の心をあずけてしまっても?
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年04月20日
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- 著者
- ミランダ・リー
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- 訳者
- 竹中町子
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- 定価
- 671円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-8335-4164-5
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- 書籍番号
- I-1164
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