ハーレクイン・シリーズ
裏切りの予感
サンチャのもとに、ある日、匿名の手紙が届いた。 そこに書かれていたのは、夫が秘書の若い女性と逢瀬を重ねていて、 今夜も彼女の家で会うという衝撃的な内容だった。 まさかとは思ったが、確かに夫のマークはこのところ帰りが遅く、 夫婦の間もなんとなくぎくしゃくしているのは否めない。 その夜、思い悩んだ末にサンチャは、秘書の家に電話をしてみた。 すると、受話器の向こうから聞こえてきたのは、紛れもなく夫の声。 あわてて電話を切り、目を閉じた。ああ、なんてこと……。 嫉妬が全身をむしばみ、悲しみと怒りが心を苛む。 その日から、サンチャの結婚生活は苦痛に満ちたものになった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年02月20日
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- 著者
- シャーロット・ラム
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- 訳者
- 村山汎子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年06月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90253-5
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- 書籍番号
- K-243 (初版R-1391)
読者レビュー
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第2次大戦中にロンドンで生まれ、結婚後はイギリス本土から100キロ離れたマン島で暮らす。大の子供好きで、5人の子供を育てた。ジャーナリストである夫の強いすすめによって執筆活動に入った。2000年秋、ファンに惜しまれつつこの世を去った。ハーレクイン・ロマンスやハーレクイン・イマージュなどで刊行された彼女の作品は100冊以上にのぼる。