ハーレクイン・シリーズ
半年前、結婚式当日に事故に巻きこまれ大怪我を負ったヴェロニカは、 花婿に婚姻を無効にされたうえ、ごみのように捨てられた。 不幸のどん底で脳裏に浮かんだのは、継父ハンクの優しい顔―― すがる思いで継父の暮らす家を訪れたヴェロニカを待っていたのは、 父は半年前に亡くなったという、息子コールの言葉だった。 16歳の頃、ヴェロニカはコールに熱い思いを寄せていたが、 彼は父を煩わせる継妹をひどく疎んじていた。 時を経て男らしさを増したコールに心を奪われそうになった瞬間、 彼が蔑みもあらわに言い放った。 「放蕩娘がついに帰ってきたか。どうせ父の遺産目当てだろう?」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年06月20日
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- 著者
- スーザン・フォックス
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- 訳者
- 藤峰みちか
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年06月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22328-9
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- 書籍番号
- I-2328
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モニター
スーザン・フォックス最後の未翻訳作品だったのが勿体無いくらい、もっと早く読みたかったと思わせられる良い作品でした!! ヒーローのコールがヒロインのヴェロニカを酷い女だと勘違いしていたのにそれが間違いだと認めるとヒロインに謝罪をしてくれるところが凄く良いです(しかも何度も)。それだけでなく、1度信頼したらヒロインを信じる心が揺るがないところもたまりません! 綺麗に物語が終結して行くまでグイグイと読んでしまいました。
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モニター
ほんと男って馬鹿なんだから・・・と思いながら読みました。二人の距離が一進一退する度にヤキモキさせられて時には涙して。感情移入して一気に読んでしまいました。こういうストーリーを書かせるとスーザン・フォックスはピカイチですね。これが最後の未邦訳作品だなんて寂しいです。
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モニター
前からこの作者さんの作品は好きだったので、一気に読んでしまいました。情熱的な描写は少ないのですが、ヒロインの置かれた悲惨な状況に、涙が止まりませんでした。 ヒーローは俺様なのですが、ヒロインの内面を理解した時、ヒロインを守ろうと決意して、それを実行に移す姿に、胸キュンしました。
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モニター
絶望の中での再会は素敵な出会いとは言えなかったけど、大人になるために八年という歳月は必要だったかなと思いました。コールのヴェロニカへの態度が変わっていくのになかなか進展しないので歯がゆいです。男と女では気にするポイントが違うんですね。
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モニター
久しぶりにこの作家の話を読んだのですが最近は書かれていないのかな? この作品は未邦訳作品で80年代が舞台なので現在の様に携帯電話ではなく固定電話等の時代。昔を懐かしく思いながら読みました。私は料理が趣味なので、作品の中に出て来るチーズミートローフがおいしそうでレシピが知りたいと思いました。
揺れる乙女心を繊細な筆致で描き、長きにわたって読者の支持を集めつづけている人気作家。大の映画ファンで、とりわけロマンチックな映画は、執筆の構想を練るヒントにもなっていると語る。アイオワ州デモイン在住。