ハーレクイン・シリーズ
“世界で最もセクシーな男性10人”の第3位として雑誌で紹介された大富豪デヴォンを、サラはうっとりと見つめた。 このカフェで落ち合ったのは、彼から突然連絡を受けたからだった。 でも、いったいどんな用件かしら。いぶかしがるサラに彼は座るなり切りだした。「君の妹に家宝を盗まれた。これが証拠だ」 差し出されたスマートフォンの動画には、妹の姿が。ああ、まさか。 彼は、妹を守りたければ自分の婚約者役を演じるようサラに迫った。 低俗な記事のおかげで失った取引相手の信用を回復するには、 王家の末裔――カルレンブルク大公妃の孫娘サラが適任なのだと言って。 あまりにも話が一方的だわ。そう反論しようとした彼女をデヴォンはいきなり抱き寄せ、唇を奪って……?!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年06月20日
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- 著者
- マリーン・ラブレース
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- 訳者
- 中野恵
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年06月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51615-2
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- 書籍番号
- D-1615
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モニター
王家の血をひく主人公のサラと大富豪デヴォン、2人をとりまく人間関係のファッショナブルな展開に心ときめきました。それにしてもハーレクイン・ロマンスに出てくる男性はなんて素敵な方ばかりなんでしょうか。ため息が出ちゃいます。
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モニター
大富豪のヒーローと大公妃の孫がヒロインのロマンチックなストーリーと情熱的な主人公二人にドキドキししました。嘘の婚約から始まる関係が真実になって行く過程はハラハラしつつも切なくアッと云う間に読み終えました。ヒロインの祖母の大公妃もとても存在感が有り魅力的です。
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モニター
「世界で最もセクシーな男性10人」の第3位として雑誌で紹介された大富豪デヴォン。王家の末裔・カルレンブルク大公妃の孫娘、容姿端麗でずば抜けたセンスの持ち主のサラ。この2人が主人公。最初からため息の出る様な素敵な主人公たち。このお話はデヴォンがサラの前に突然現れるところからはじまります。家族思いのサラが、妹のために、デヴォンの婚約者を演じることになったのですが、そこからの2人の気持ちが・・・読んでいて苦しくなることすらありました。本当に惹かれあう2人なのか、はたまた騙しあいなのか・・・最後までガッツリ読める作品だと思います。この恋のはじまりは、サラの妹の行動がきっかけ、そして最後まで読むと、彼女のこれからの行く末も知りたくなりますよ。
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モニター
ヒロイン、ヒーロー共に真面目で真摯な人間なので共感できる部分が多かったです。このヒーローは、ハーレクインのヒーローにしては珍しく「お金は持っているのに全然驕らないタイプ」の人間なので好感が持てました。オートクチュールを知らないとあっさりヒロインに言ってしまうエピソードにヒーローの人間性がよく出ていると思います。なので、弱みにつけこんでの婚約なのに、最初から優しさに溢れていてヒーローが素敵でした。
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モニター
女性ならあこがれるような出会いとファッション、高貴な世界が広がります。とくにサラの食事へ行くときのファッションや買い物、部屋着にいたるまで洋服の繊細な描写が興味深く感じました。バレンシアガ、カルティエなどブランドの名前も出てくるのでファッションに興味ある人にお勧めです。
ロマンス小説界最高峰のRITA賞をはじめ、数々の受賞歴を誇り、USAトゥデイのベストセラーリストにもたびたび登場する人気・実力ともに一流の作家。アメリカ空軍士官として、国防総省や世界各地の基地で20年以上を過ごしたのち、小説家に転身したという異色の経歴の持ち主でもある。執筆以外の時間は、彼女だけのハンサムなヒーローである夫とともに、旅行やゴルフ、友人や家族との賑やかなディナーを楽しんでいる。