ハーレクイン・シリーズ
ふたりのジョアンナ
ぼくらは離婚寸前だった。ところが、事故で記憶を失った君はまるで違って…。
デイヴィッドは二年も前から、妻と離婚したいと考えていた。妻にしたのは、心に描いていたような純粋な女性ではなく、金持ちの相手を見つけようともくろみ、成功した計算高い女だったのだ。我慢も限界というとき、妻のジョアンナが交通事故に遭う。軽傷ですんだが、彼女は記憶を失っていた。彼が夫だともわからず、驚いたことに、まるで新婚当時そのままの彼女になっている!彼はジョアンナに魅了されそうになる自分を厳しく戒めた。いつまた記憶が戻り、元の冷たい妻になるかしれないのだから。一方ジョアンナは、夫だという男のよそよそしさに戸惑い、傷ついた。彼は明らかに私と一緒に暮らしたがっていない。いったい私たちはどんな夫婦だったのだろう。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2014年04月05日
-
- 著者
- サンドラ・マートン
-
- 訳者
- 三好陽子
-
- 定価
- 704円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 4-8335-1443-5
-
- 書籍番号
- R-1443
読者レビュー
読者レビューはまだございません。