ハーレクイン・シリーズ
ティールームに入ってきた男性をひと目見て、 ポピーの胸は高鳴った。なんてゴージャスなの! だが、ほどなく彼の素性に気づいた彼女は自分を戒めた。 ラフェ・カッファレッリ──祖母が遺してくれた大切な屋敷を、 桁外れの財力をちらつかせて私から取りあげようとする傲慢な男。 彼に少しでも隙をみせたが最後、きっと心までも奪われてしまうわ。 だがある晩、田園地帯を激しい嵐と雷雨が襲い、 倒木に突き破られて、ポピーの屋敷の屋根が損壊してしまう。 呆然とする彼女のもとに真っ先に駆けつけたのは、ラフェだった。 初めて見る彼の真剣なまなざしに、ポピーの心は激しく揺れて……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年05月05日
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- 著者
- メラニー・ミルバーン
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- 訳者
- 中村美穂
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年04月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12962-8
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- 書籍番号
- R-2962
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- ミニシリーズ
- カッファレッリ家の祝祭
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モニター
このストーリー展開はすごく好きです。イタリア人男性特有のセクシーですごく甘い感じが、女心をくすぐるんですよね。ヒロインもけなげなんですよね。本当にいい作品でした。
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物語の舞台となる小さな町で、誰からも好かれる主人公ポピーが他者を思いやる気持ちと今時珍しい古風で自分をしっかりと持っている生き方に同じ女性として好感を持ちました。好きになってはいけない人を好きになってしまった、どんなに望んでも幸せになれる確証はない、そんな辛い恋愛をしている方に是非読んで貰いたいです。脇役たちが登場するこれからの2作品を是非読んでより深くこの作品を楽しみたいです。【モニター】
〔編集部より〕3部作〈カ ッファレッリ家の祝祭〉を3カ月連続で刊行中です。 6/5刊『白馬に乗れない王子』はラウル、7/5刊『賭けられた花嫁』はレミーがヒーローです! -
モニター
ポピーの素朴なティールームで出される紅茶やお菓子がとても美味しそう。近くにあったら常連になって、ランチやお茶に出掛けたくなります。自信に裏打ちされた行動力で、ポピーをぐいぐい引っ張っていくラフェがとても格好良い! 嵐の翌日が特にステキです。これでこそ白馬の王子様。ラフェの秘書、マーガレットがとても良い味を出しています。有能で魅力的な女性が登場すると嬉しい。あと三匹の犬も良い!
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モニター
ヒーローの自信に満ち溢れた性格が最初の一ページですぐにわかりました。ヒロインとの恋がうまくいくのかハラハラして、あっとういう間に読んでしまいました。
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モニター
私だったら、すぐに寡婦館をラフェに売却してしまいそうです。そうしたら、ポピーとラフェのような愛の形はありえなかったでしょう。魅力ある二人だからこそ、このような愛の発展の仕方も存在するのだと思いました。純真な心を持つポピーに引き込まれてしまう小説ですので、ぜひ、多くの人に読んで欲しいです。
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モニター
あっという間に読み終えてしまいました。ヒロインとヒーローの家族に対する想い、考えが面白い具合にはまって、ヒーローと母親との思い出に泣きそうになりました。最後のヒロインに想いをぶつけるシーンがドキドキしてとても面白かったです。他の兄弟も気になりました。
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モニター
あらすじに傲慢とあったのですが、傲慢というより男気があるヒーローで、好印象でした。25歳でバージンというヒロインが、ぐいぐい惹かれていく様子に、あっという間に読み終えました。
シドニー郊外生まれ。17歳のときにはじめてハーレクインの小説を読み、生涯ロマンス小説を読み続けること、そして、背が高く日焼けしたハンサムな男性と結婚することを決心した。毎日をもっとロマンティックにする秘訣は、ロマンティックな男性と結婚することだと語る。2度目のデートで結婚を決めた外科医の夫との間に2人の息子がいる。