ハーレクイン・シリーズ
脅迫
突然届いた一通の手紙が、サマーを凍りつかせた。 チェイス・ロリマー! 今ごろ私になんの用があるというの? 二人の出会いは5年前の夏、ジャージー島だった。 恋人から手酷く裏切られ、打ちひしがれていた18歳のサマーに、 チェイスは経験豊富な大人の魅力で近づいてきた。 若く未熟な彼女は衝動的に彼の挑発にのってしまい、 二度と思いだしたくないような心の傷を負わされたのだ。 数時間後、望まぬ再会を果たした彼女にチェイスは言った。 「僕は君と結婚するつもりだ。同意しない場合は例の写真を──」 お願い、やめて! サマーの脳裏にあの日の光景が浮かんだ……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年05月20日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 大沢晶
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年05月08日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-42042-8
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- 書籍番号
- PB-142 (初版R-532)
読者レビュー
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1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。