ハーレクイン・シリーズ
甘い屈辱
「会社を救うため、ディエゴとベッドをともにしてくれないか?」 ほかでもない兄の頼みに、カサンドラは愕然とした。 ディエゴは謎めいた投資家で、刺激的で性的な魅力にあふれている。 危険な匂いすらした。好きになればきっと傷つくと避けてきた人なのだ。 少女のころ、いきなり唇を奪われた記憶はいまも鮮明で、 彼を見るだけで胸の鼓動が激しくなるというのに……。 そのディエゴが兄に援助を申し出たのだという。彼女との夜を条件に。 いくら兄でもあまりにも破廉恥な要求――だが、むげに断って、 経営難が表沙汰になれば、病床にある父の命取りにもなりかねない。 屈辱に震えつつも、彼女はディエゴに身を委ねた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年05月20日
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- 著者
- ヘレン・ビアンチン
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- 訳者
- 鈴木けい
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年05月08日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90244-3
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- 書籍番号
- K-234 (初版R-2025)
読者レビュー
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ニュージーランド生まれ。想像力豊かな、読書を愛する子供だった。秘書学校を卒業後、友人と船で対岸のオーストラリアに渡り、働いてためたお金で車を買って大陸横断の旅をした。その旅先でイタリア人男性と知り合い結婚。もっとも尊敬する作家はノーラ・ロバーツだという。