ハーレクイン・シリーズ
ヴィクトリアの親友夫妻が、突然の事故で亡くなった。 深い悲しみに打ちのめされながらも、親友の遺言どおり、 彼女は遺された幼いディランの保護者となった。 だが実はもう1人、共同保護者として指名されている人物がいた。 コナー・ノース――夫側の友人だそうだが、冷酷な富豪との噂だ。 きっと子供に興味などないに違いないと思っていたのに、 意外にも彼は、自分がディランを引き取ると言い張る。 もちろんヴィクトリアは、その申し出を断固として拒んだ。 ディランを手放したくない、誰にも言えない秘密があったから。 彼女は知らなかった。同じ秘密を、コナーも抱えていることを。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年05月05日
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- 著者
- テッサ・ラドリー
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- 訳者
- 庭植奈穂子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年04月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90242-9
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- 書籍番号
- K-232 (初版D-1391)
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モニター
同じ想いでディランを守ろうとする二人なのに、お互いを誤解して反発しあう姿がもどかしく・・・。それでも止められない惹かれ合う気持ちが垣間見えるたびに、切なくて胸がキュンとなりました。後半、ヒロインが過去のために頑なになりすぎて幸せを逃してしまうのではないかとハラハラしましたが、その全てを受け入れようとするヒーローの懐の深さに大きな愛を感じた一冊でした。
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モニター
いま最も勢いのある作家の一人 というだけもあり、ヒロイン・ヒーローの心理描写もわかりやすく、あっという間に読み終わりました。言えない秘密同じ秘密)を抱える2人。2人とも似た者同志で、不器用でプライドも高いのでやきもきしながら読むのが楽しかったです。
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モニター
ヴィクトリアとコナーの初めての出会い。互いの親友との誰にも言えない秘密を胸に秘めながら、遺児となった幼いディランを育てるために苦悩する2人。読みながら、切なくなってきて・・・。是非、読んでみて下さい。
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モニター
親友の忘れ形見に秘密があり、まさかこんな展開になるとは思っていませんでした。途中お互いに早く告白すれば良いのにと、もどかしい気持ちで読みました。
旅と読書を何よりも愛しているという。幼いころからファンタジーやミステリー、ロマンスを読みふけっては空想の旅をしていた。英文学と法律の学位取得後、法律事務所に勤務するも、オーストラリアへの家族旅行をきっかけに執筆活動に転向することを決意。旅がすべてのインスピレーションと語る。