ハーレクイン・シリーズ
マイサは15年ぶりにかつての恋人と再会し、胸を締めつけられた。 砂漠の国バジュールの王、ラフィーク・メヘディ。 以前にもまして彼は圧倒的なオーラを放っていた。 15年前、二人はバジュールの掟により引き裂かれた。 ラフィークが前国王の決めた相手と婚約するや、会うことを禁じられ、 マイサは30歳も年上の男性との結婚を余儀なくされた。 やがて夫の暴力に耐えかね離婚。ラフィークも半年前、王妃を喪った。 けれどバジュールの因習が存在する限り、彼の花嫁には決してなれない。 どんなに彼を想っても、幸せな未来は永遠にこないのだ。 マイサの悲惨な結婚生活など知るよしもないラフィークは、 元夫への嫉妬もあらわに彼女の唇を奪うが……?!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年05月20日
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- 著者
- クリスティ・ゴールド
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- 訳者
- 大谷真理子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年05月08日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51612-1
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- 書籍番号
- D-1612
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モニター
とにかくドキドキしっぱなしでした。情熱的な感情はあるのに、うまくいかない二人にドキドキが止まらず、一気に読み進めました。そのドキドキは最後まで止まりませんでした。
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モニター
恋人同士だったのに、ヒーローが別の人と結婚。その妻との死別後、ヒロインと再会。この手のお話は結構辛い展開になることが多いので、気合いを入れて読みはじめました。ですが、2人とも過去を悔やんで傷つけまくることはなく、特にヒロインの前向きに生きていく姿が素敵でした。ヒーロー側の脇役の人たちも良い味だしてました。
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モニター
最初は運命に引き裂かれた二人だと思っていましたが、いろいろな事情やお互いを求める気持ちを押し殺し悩みながら愛を貫いていく姿がとても素敵でした。途中で応援しながら、もう一度恋がしたくなる作品だと思います。
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自分の思っていた砂漠の国王のイメージは、ゴージャス・デンジャラス。読み始めたら国王・ラフィークは意表をつく違った魅力を持つ男性だった。ラフィークのストレートな情熱が、本から溢れ出るようで・・・魅力いっぱい。マイサと最終的にどうなるのだろうと、とても気になりながら読めました。関連作の『幻のシークと無垢な愛人』も続けて読んでみたいです。【モニター】
〔編集部より〕『幻のシークと無垢な愛人』は、ラフィークの弟ザインがヒーローです。 -
モニター
登場のシーンからヒーローであるラフィークの圧倒的な存在感、一挙一動にドキドキドキドキしっぱなしでした。離れなきゃと思いつつも離れられない人、という言葉に当てはまるような男性でした。読み終えた後、舞台を観終えたような充実感と心地よい疲労感でした。関連作も読んでみたいと思いました。
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モニター
シークものはちょっと苦手、と思っていました。シークものは自信満々で強引なヒーローが多かったですが、今回のヒーローはちょっと違います。それぞれに傷ついたふたりが古い因習に逆らえるのか、最後までハラハラしてしまいました。
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モニター
クリスティ・ゴールドは初めて読む作家さんでしたが、印象に残る言葉が文中にたくさん出てきて惹かれました。「また君を傷つけるくらいなら千回死んだほうがましだ」ラフィークの目に浮かぶ真摯な表情に屈したらマイサはさらに千回後悔する事になるだろう。など、気になる所が出てきて、一気に読みました!
12歳のときからロマンス小説を書き始めた。元神経外科医の夫と3人の子供とともにテキサスに暮らす。かつては馬を乗りこなして大会にまで出場していたが、小説を書くために乗馬をやめ、今は末娘に“愛のむち”をふるっている。執筆していないときは、オフィスで執筆している夢を見るという。