ハーレクイン・シリーズ
愛を捨てた大富豪
彼との関わりは一カ月で終わる。惹かれてはいけない。
マヨルカ島にあるアレハンドロの別邸。スペインの大富豪の邸宅は、目をみはるほど豪華なものだった。ブリンはここに、事故死した義姉の息子マイケルを連れてきた。アレハンドロは、マイケルの実父で、母親の死を知ると親権を主張し、異を唱えたブリンと法廷で激しく争った相手だ。結局、彼女は敗れ、マイケルは父親に引き取られることになった。そしてブリンは一カ月したら少年のもとを離れる約束だ。彼女はアレハンドロを、冷たく尊大な男性だときめつけてきたが、自邸でくつろぐアレハンドロは魅力的で、心惹かれそうになる。それはこのうえなく愚かなことなのに。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年08月20日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 麦田あかり
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12317-6
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- 書籍番号
- R-2317
読者レビュー
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ハーレクイン・シリーズで最も愛され、人気のある作家の一人。1978年にイギリスでデビューして以来、これまでに刊行された作品は実に100冊を超える。14歳のころからロマンス小説に傾倒し、作家になることを決意した。物語を書き進めるうちに徐々に主導権が登場人物に移り、いつのまにか彼らが自由に物語を紡ぎはじめるのだという。現在マン島に夫と子供たちと住む。