ハーレクイン・シリーズ
罪つくりな遺言
かつては憧れた義理の兄から結婚を迫られた。
期間は一カ月でいいのだという
ヘイリーが経営しているエステサロンに、思いがけない客が訪れた。親同士が再婚したせいで、かつては義理の兄だったジャスパーだ。魅力的な男性ではあっても、長いことヘイリーは彼を憎んできた。十代のころ、キスをせがんではねつけられた屈辱は今も忘れていない。三年ぶりに会った彼は、ヘイリーの店の大家になったと宣告し、店を追い出されたくなければ妻になるよう迫った。実は最近亡くなったジャスパーの父が、二人が結婚しなければ、広大な屋敷を彼に相続させないと遺言していたのだ。こんな理不尽な申し出を受けられるわけがない。だいいち、私は婚約したところなのよ!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年08月20日
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- 著者
- メラニー・ミルバーン
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- 訳者
- 萩原ちさと
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12315-2
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- 書籍番号
- R-2315
読者レビュー
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シドニー郊外で生まれ、現在はタスマニアに住む。十七歳のときに初めてハーレクインの小説を読み、生涯ロマンス小説を読み続けること、そして、背が高く日焼けしたハンサムな男性と結婚することを決心した。毎日をもっとロマンティックにする秘訣は、ロマンティックな男性と結婚することだと語る。二度目のデートで結婚を決めた外科医の夫との間に二人の息子がいる。