ハーレクイン・シリーズ
天使のはつ恋 中
★これはグリフィンとマイケルの物語――倒錯の髄を極めても、愛は知らない美しい男たちの。
ノーラとマイケルの潜伏先は、SM界のバッドボーイ・プリンス、グリフィン・フィスクの屋敷だった。美貌とたくましい肉体に加え、NY随一の資産家のひとり息子であるグリフィンは、内気な少年マイケルにとってあまりにも恐れ多く、眩しい存在だった。グリフィンと目が合うたび、苦しくなるほど胸は高鳴り、股間は熱く硬くなる。連夜のノーラの調教はマイケルを花開かせたが、翌朝あざの手当てをしてくれるグリフィンの手指の動きは、次第にマイケルを苦悶に陥れるようになっていた。グリフィンとマイケル、激しく惹かれ合う二人の美しい男たちを静かに見守るノーラの脳裏に浮かぶのは、ウェスリーの、あの大きな茶色の瞳だった。彼の一途な愛には応えきれず、その手を振り払ってソルンの元へ戻ったはずなのに、今も心は、どんな鞭で打たれるより強い痛みに疼いているのだった。
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- 頁数
- 180頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年03月05日
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- 著者
- ティファニー・ライス
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- 訳者
- 藤峰みちか
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- 定価
- 330円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-42164-7
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- 書籍番号
- DG-74
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- ミニシリーズ
- 天使のはつ恋
読者レビュー
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