ハーレクイン・シリーズ
生まれて初めての一人旅に、イザベッラはわくわくしていた。 プリンセスがパリに無断で外出なんて言語道断なのはわかっているけれど、 政略結婚で新たな鳥かごに閉じこめられる前に、最後の自由を味わいたい。 ところがようやくたどり着いたホテルに、一人の男性が現れる。 褐色の肌のあちこちに傷があり、危険な雰囲気を漂わせたアドハムは、 イザベッラの婚約者の命令により、彼女を迎えに来たという。 エッフェル塔を見て、プランタンでお買い物をする。 そんなささやかな願いが、私のわがままだというの? 必死に逃げようとする彼女に、アドハムは容赦なかった。 プリンセスを追いつめ、その唇を自分の唇でふさいだのだ!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年04月20日
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- 著者
- メイシー・イエーツ
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- 訳者
- 佐藤利恵
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年03月28日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12958-1
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- 書籍番号
- R-2958
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モニター
お互いに好きになってはいけない相手だと知りつつ、どうしようもなく惹かれ合っていく切なさの表現が素晴らしかったです。
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モニター
一目見た瞬間から惹かれ合いつつも、お互いの境遇によって気持ちを偽ってる、ヒロインとヒーローの距離がだんだん近づいていくのに夢中になって読みました。許されない恋とは分かりつつも惹かれてしまう・・・タイトルどおりのパッション・ラブストーリーです。
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モニター
婚約者のいる主人公イザベッラと、兄の婚約者を守らなければならないアドハム。そんな二人がキスしてしまうところから話はどんどんと進んで行きました。このまま順調に二人の恋が進むのかと思ったら、まさかの展開に! 最初の二人の好きだから近づいていきたい気持ちと、後半の二人の好きなのに距離がどんどん離れてしまう気持ちが凄く伝わってきて、とてもよい作品でした!
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モニター
「そばにいると、人生というジグソーパズルのもっとも重要なピースが、おさまるべきところにおさまっている気がした」まさにそんな風に感じたことがあるから、そのときのこと思いだしてキュンとした。硬い男の体に女との違いを見せ付けられて、ドキドキする場面は、「わかる~っ!」って心の中で叫びました。
ロマンス小説を書く前から、熱心な読者だった。自分のヒーローとヒロイン作りが楽しめる今の幸運が信じられないという。オレゴン州南部の自然の中で、通りの向かいに住む両親の手を借りながら、夫と幼い3人の子供と共に暮らす。朝起きて家の裏口に熊を見つけるような生活と、自宅で書くエキゾチックな街で起こる物語との落差を楽しみながら、執筆に励んでいる。