ハーレクイン・シリーズ
“恋愛と戦争は手段を選ばないのよ” かつての親友アマンダは、ロージーにそう言った。 そして彼女は言葉どおりロージーの恋人アンジェロを奪い、結婚した。 ロージーはアンジェロの金だけが目当ての強欲な女だ、と嘘をついて。 3年後、ロージーはアマンダの突然の死を知らされる。 やりきれない思いでいる彼女に、アマンダの遺言が伝えられた。 アンジェロの屋敷の隣に立つコテージを、ロージーに遺したというのだ。 もしそこへ越せば、ふたたびアンジェロと顔を合わせることになる。 葬儀で彼はいまだくすぶるロージーへの敵意を露わにしていたが、 熱く飛び散る火花が憎悪だけではないことを、二人は感じていた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年04月20日
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- 著者
- キャシー・ウィリアムズ
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- 訳者
- 三浦万里
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年03月28日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12957-4
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- 書籍番号
- R-2957
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モニター
初めて読む作家さんだったのですがよかったです。思っていたよりもサクサク読んでしまいました。略奪された恋人=ヒーローとヒロインのお話です。お互いに愛し合っているのにヒロインの親友の嘘のせいで別れた二人。3年経ってもなお強く引かれあっているのにヒロインを憎むヒーロー。ハッピーエンドが約束されているのにヤキモキしてしまいます。最後に誤解が解けお互いがどれだけ愛し合っているのか確認出来たシーンは素敵でした。
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モニター
一度は憎しみに変わっていたロージーとアンジェロの情熱が少しずつ誤解が解けて激しい愛情に戻っていく様に胸がドキドキしました。
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モニター
憎みあっていた二人の心の葛藤をはらはらしながら読みました。会話が多いので二人のやり取りがどのように変化していくかが楽しむポイントだと思います。
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モニター
この本は最初けだるそうでとっつきにくいかな~という部類の本に感じましたが、読んでいくうちに面白いと感じました。相手に対する憎悪を抱きつつ、離れられない2人は皮肉としか言いようがないのだけど・・でも何故か応援したくなる。読みながら、展開が気になって仕方なかった。また過去が原因で、相手の出方を気にして素直になれない二人は見てて可哀想で切なかった・・。
トリニダード・トバゴの出身で、トリニダード島とトバゴ島、2つの島で育つ。奨学金を得てイギリスに渡り、1975年にエクスター大学に入学して語学と文学を学んだ。大学で夫のリチャードと出会い、結婚後はイングランドに暮らす。現在は中部のウォリックシャー在住。夫との間に3人の娘がいる。