ハーレクイン・シリーズ
普段は大学で歴史建築を学ぶ地味な学生のエステルは、 事故で半身不随となった兄の生活費を助けるため、 ある大胆な仕事を引き受けた。 エディンバラ城で開かれる上流階級の結婚式に出席するのだ── 高名な老政治家の愛人役を演じて。 優美な化粧とドレスで変身したエステルの仕事ぶりは完璧だったが、 皮肉にもそれが一人の男の目にとまってしまう。 大富豪でプレイボーイと噂のラウール・サンチェス・フエンテ。 突然、彼から驚愕の求婚を受けたのだ。高額の小切手と引き替えに、 病身の父が亡くなるまでの数週間だけ契約花嫁になってほしいと。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年04月05日
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- 著者
- キャロル・マリネッリ
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- 訳者
- 福嶋美絵子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年03月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12952-9
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- 書籍番号
- R-2952
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モニター
ヒロインがとても気丈で、そのうえ繊細でいとおしく切なかったです。そのけなげさに隣で応援して励ましてあげたい気持ちになりました。読んでいくうちに彼女がとても強いことに気がつき心を打たれました。 ヒーローのろくでなし感は半端なく、前半はイライラ。後半スカっとしました。夫婦で労り合うというのはよいなと思いました。
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モニター
主人公の葛藤がとてもよく書かれてると思います。最初から主人公にのめりこみました。最後の方になると二人を応援してました。家族全員幸せになってとても嬉しくなって、ニコニコして読み終わりました。
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モニター
頭では契約結婚と割り切っているのに互いにひかれる気持ちは止められない、二人の気持ちのすれ違いがせつなくてのめり込みました。またかっこいいけど愛を信じていないヒーローの心の動きが丁寧にかかれていて一気に読めてしまいます。ヒロインが優しさだけじゃなくて本当の強さを兼ね備えていて好感が持てました。読み終わった後、せつなくキュンとした恋愛を体験できて幸せな気分になれますよ。
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モニター
初めて会った時から惹かれあっていた2人なのに、契約に縛られて素直になれず、お互い愛してると言えないのがもどかしい気持ちになりました。エステルの家族への献身的な愛で、彼女の人柄の良さがわかり感情移入する事ができます。妊娠を隠して、愛するラウールの元から去ろうとする彼女の気持ちが本物の愛なのかもしれません。
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モニター
ダンディな叔父様ゴードンが素敵です! ヒロインとヒーローはありきたり。もっとゴードンを絡ませたお話だったら面白くなったのに残念。何より、ヒーローの父親たちはひどい! なぜ謝罪の言葉も説明もないのか!? ヒロインが、ガツンと怒ってくれたらスッキリしたのに…。しかし、個人的には義弟の怒りの原因がよくわからなかった。
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モニター
エステルが、ラウールやゴードンとの出会いから、人生を変えてしまう事になるなんて! 独身時代に読んで以来、久しぶりに読んだハーレクインは情熱的な描写も健在でよかった!
イギリスで看護教育を受け、救急外来に長年勤務する。バックパックを背負っての旅行中に芽生えたロマンスを経て結婚し、オーストラリアに移り住む。現在も3人の子供とともに住むオーストラリアは、彼女にとって第二の故郷になっているという。