ハーレクイン・シリーズ
情熱の残り火
経営難に陥った室内装飾家のスカーレットのもとに、 高額の報酬を約束する大きな契約が舞い込んできた。 喜びもつかの間、その依頼主と対面したスカーレットは愕然とする。 なぜなら元恋人のアレッサンドロ・マルチアノだったからだ。 妊娠がわかると、金めあての嘘だと決めつけられ、 ホテル経営者にして億万長者の彼に、屋敷から放り出されたのだ。 彼は今もスカーレットを蔑んでいる――自分の息子の存在も知らず、 契約さえちらつかせれば、ベッドに戻ってくると思っているのだろう。 「そうとも、僕は君を買える。それも簡単にね」 自分に値段をつけるといい――彼は陰りをおびた目をして、そう告げた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年04月20日
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- 著者
- メラニー・ミルバーン
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- 訳者
- みゆき寿々
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年03月28日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90238-2
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- 書籍番号
- K-228 (初版R-2383)
シドニー郊外生まれ。17歳のときにはじめてハーレクインの小説を読み、生涯ロマンス小説を読み続けること、そして、背が高く日焼けしたハンサムな男性と結婚することを決心した。毎日をもっとロマンティックにする秘訣は、ロマンティックな男性と結婚することだと語る。2度目のデートで結婚を決めた外科医の夫との間に2人の息子がいる。