ハーレクイン・シリーズ
レイニーは今、重大な問題に直面していた。 親代わりになって彼女を育ててくれた祖父がギャンブルにはまり、 莫大な借金を作っていたことがわかったのだ。 返済を手伝うため、レイニーは悪徳高利貸しの提案を聞き入れ、 利子を免除してもらう代わり、カジノで付き添い役を務めるはめになる。 しかも不運にも、その姿を憧れの上司アダムに見られてしまった! 事情を知った彼は、いつもは地味な彼女のドレス姿をセクシーだと褒め、 週末の顧客の接待旅行に同行するよう打診してきた。 高額なボーナスを提示され、レイニーに断るという道はなかった。 だがホテルに着くと、用意されていたのはアダムと一緒の部屋で……?!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年04月05日
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- 著者
- イヴォンヌ・リンゼイ
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- 訳者
- 仁嶋いずる
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年03月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51606-0
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- 書籍番号
- D-1606
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- ミニシリーズ
- 罪作りな御曹司
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モニター
ツンデレのヒーローが好きな人には、ぴったりな一冊だと思います。女性なら誰もが憧れる完璧な男性が、問題を抱えた秘書にどんどん引かれていく。こんな風に愛されたいと思ってしまいます。
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モニター
祖父のギャンブルの借金のために苦しむヒロイン。純粋に祖父のことを守ろうとするヒロインには、感心させられました。祖父に、もう少し、しっかりして!!孫のことも考えて! ヒーローも、ヒロインのことを、しっかり見て守ってあげて! ちゃんとお金のためではないいことをわかって! とイライラすることもあったけど、最後まで夢中で読みました。前の二作を知らなくても、楽しめる内容ですが、一緒に読んだらさらに楽しめそうです。
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モニター
レイニーの秘密が、アダムを狂わせるシーンにドキドキ。2人の関係が近くなったと思ったら、アダムの勘違いが邪魔をして、ヤキモキしました。正直、レイニーはもっとツンデレかと思っていたので、優しい女性で愛らしい姿が魅力的だった。アダムがいつレイニーの秘密に気づくのか、最後までドキドキが止まらなかった。
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モニター
人生は甘いのか辛いのか、秘書のレイニーの生きてきた環境を思うと一言では言い表せない。上司のアダムにしても同じことが言える。人は自分の意思の及ばない出来事に翻弄されながら生きていくものかもしれない。だが、愛は困難をやさしく包み込んでくれるのだと知った。
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モニター
本当のことを言いたくても言えずに苦しむヒロインと、そんな彼女を信じたいのに信じきれないヒーロー。それでもお互い惹かれる気持ちを抑えることができずに求め合う姿が印象的でした。真実を伝えられそうなタイミングがある度に「本当のこと言っちゃいなよ! 彼ならあなたもおじいちゃんもどちらも助けてくれるよ、それでハッピーエンドだよ!!」と何度も思い、ちょっとイライラもしましたが(笑)、最後にヒーローがしてくれたことを見て納得。素敵なハッピーエンドでした。
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モニター
二つの顔を持つ、いえ、持たざるを得ないレイニー。仕事も優秀で素敵な女性に憧れを感じました。読み進むうち、アダムと心から分かり合えたと喜んでいたのに「ええっ!?」という展開が何度もあり、「この二人はどうなるのだろう?」とハラハラしました。レイニーがアダムに言った「おめでとう」を私はレイニーにも伝えたいです。
ニュージーランドに生まれ、13歳のころからロマンス小説を愛読するようになった。ブラインド・デートで出会った男性と結婚し、2人の子供がいる。読書を通じて人々のさまざまな愛の力を追体験していると言う。