ハーレクイン・シリーズ
ホワイトハウスで広報を担当するカーラは、 身を引き裂かれるような思いで恋人マックスと別れる決意をした―― それは、妊娠に気づいたから。 独身を謳歌するハンサムなテレビリポーターの彼は、 結婚恐怖症のうえ大の子供嫌い。 もし妊娠を知らせたら卒倒しかねない。だから絶対隠し通さなくては。 そんな折り、大統領の隠し子発覚騒動が持ちあがり、 調査を始めたカーラは行く先々でマックスと顔を合わせることになる。 困るのは、そのたび彼がよりを戻そうと巧みに誘惑を仕掛けてくること。 やがて妊娠を隠しきれなくなったカーラがしかたなく、 お腹の子の父親は彼ではないと嘘をつくと……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年04月05日
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- 著者
- バーバラ・ダンロップ
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- 訳者
- 中野恵
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年03月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51605-3
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- 書籍番号
- D-1605
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- ミニシリーズ
- 禁じられた恋のゆくえ
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モニター
主人公カーラが、マックスに対する思いを断ち切らなくてはという気持ちと、マックスに惹かれてしまう気持ちの間で揺れ動いていくさまは、読んでいてとてもハラハラしました。オススメのポイントは、そんなカーラの気持ちの揺れと、カーラに迫っていくマックスの魅惑的なかっこよさです。
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モニター
主人公に共感したり、相手の男性にドキドキや腹立ちをおぼえたり、忙しい感じで読み進めました。ホワイトハウスで働く主人公という設定は、普段想像したこともない世界だったので面白かったです。高いキャリアの女性でも、だからこそ、結婚、出産などいろいろ乗り越えて行ってるんだろうな〜と思いました。相手の男性は、行動力があって、危機管理能力があって、素敵でした。もし職業上で利害関係になったら嫌な相手ですね。
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モニター
読み始めはあまり馴染みのない世界の話だったので「少し読みにくいのでは?」と思っていましたが、読んでいるうちにカーラの大統領に対する忠誠心、女性としてのマックスへの想い、その狭間で揺れるカーラの心とマックスとのやりとりにすっかりのめり込んでしまいました。読み終わった後は何だか無性に恋がしたくなる。そんなお話でした。
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モニター
ホワイトハウスの広報担当者のヒロインと、テレビリポーターのヒーロー。利害が対立する二人がどうなっていくのか、大統領の隠し子問題の行方も気になりつつ、一気に読み進めました。本心を隠そうとして隠しきれてないヒロインが健気でかわいくて。ヒロインにメロメロなのに自分は変われないと頑なに思い込んでいたヒーローの変化が素敵でした。
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モニター
妊娠を隠し自分の気持ちを抑えようとするカーラと、カーラを情熱的に思いながらも、なかなか本当の気持ちに辿り着けないマックスに最後までヤキモキしてしまいました。要所要所の表現が丁寧で、特に・・・雪山のヴィラでの情景が目に浮かぶほど美しくて胸がキュンとなる作品です。カーラの姉のジリアンなど、他の登場人物も魅力的でした。
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モニター
許されない相手との恋・・・彼との会話には最初から最後まで引き込まれました。愛してると言えたら、と何度思ったかわかりません。許されない相手であっても、恋に落ちてしまえば、それから自分ではどうすることもできないのだと思いました。
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モニター
責任のある仕事に就いているカーラ。マックスに恋をしているのに別れる決意をする…。女性なら、一度は恋と仕事の板挟みになってしまったこと、あるのではないでしょうか。思わず共感してしまって、カーラと一緒に悩んでしまいました。カーラの働くホワイトハウス、マックスのTV業界など、華やかでハードな世界も興味深く、一気に引きこまれてしまいました! グローバルなスケールの大きさにワクワクしました! 大統領のスキャンダルについての謎も面白かったです!
初めて小説を書いたのは8歳のとき。周囲から絶賛されるも、残念ながら広く刊行されるには至らなかった。だがそれがきっかけで、執筆への意欲を燃やすようになる。そしていま、彼女は受賞歴を誇るベストセラー作家となった。彼女の作品は、世界の多くの国で読まれている。