ハーレクイン・シリーズ
ヨーロッパ一富裕と言われる、バルト海に浮かぶ小国ヴォリャルス。 その国のゴージャスな皇太子マックスがジリアンの恋人だ。 有名報道記者の父を持つ縁で知り合い、たちまち恋に落ちて7カ月。 今夜こそ彼にプロポーズされる――ジリアンには確信があった。 ところが、やってきたマックスは複雑な表情を浮かべていた。 そして、熱いキスとベッドを堪能したあと彼に告げられたのは、 期待していた求婚の言葉ではなく、すげない別れの言葉だった。 「世継ぎを産めない可能性のある女性とは結婚できない」 悲嘆に暮れるジリアンを残して、マックスは去っていった。 実はこのとき、奇跡的に小さな命を授かっていたとも知らずに。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年03月05日
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- 著者
- ルーシー・モンロー
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- 訳者
- 朝戸まり
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年02月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12944-4
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- 書籍番号
- R-2944
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- ミニシリーズ
- 愛と継承のはざまで
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モニター
二人の熱いセリフに夢中になり、あっという間に読んでしまいました。描写もわかりやすいし、何よりセリフが多くジリアンとマックスの気持ちが面白いほどわかりました。惹かれあっている二人なのに別れなきゃいけなかったこともつらく、別れた後に妊娠がわかってしまうことにも衝撃でしたが、ラストには大満足です。
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モニター
皇太子という立場で、愛を素直に表現できないマックスと、一番欲しかった親からの愛を受けることなく育ったジリアン。お互い上手く“愛”を伝えることができず、傷つきながらも、求め合わずにいられないふたり。細やかな心の動きがよく伝わってきました。マックスの父の国王と愛人の存在は、思わず、某国の皇太子と○○○夫人を連想させました。
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モニター
登場人物が少数で、主人公の心情などがよく描かれている作品だと思いました。王室における子供を授かることの大切さや結婚との関係は身近にはない問題なので、まさにシンデレラストーリーだと思いました。
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モニター
恋人同士、結婚して幸せになるのかと思っていたら、別れを告げられる。予想もしない展開になっていって、どんどん読みすすめました。ハラハラドキドキの展開のストーリーにのめり込みました!
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読後さわやか! 幸せになれるストーリーでした。不器用な主人公の二人も愛おしいですが、皇太子のお母様もいい味を出していました。従兄弟も気になる存在ですね! 次のお話に続きそうな感じなので、期待しています!【モニター】 〔編集部より〕6月5日に第2話『ベッドの中の暴君』が発売になります。
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モニター
有名報道記者の父を持つジリアンは、父の縁でヨーロッパのバルト海に浮かぶヴォリャルスの皇太子、マックスと知り合いました。お互いに惹かれあい、恋に落ちる2人。ジリアンは結婚を望みましたが、ある理由から、マックスはジリアンに別れを告げます。でもジリアンは妊娠していて、それを知ったマックスが取った行動は…? というラブストーリーです。皇太子、有名報道記者、政治家など、登場人物が豪華でうっとりしながら読みました。
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モニター
皇太子マックスは、世継ぎが望めないことから恋人である報道記者の娘ジリアンとに別れを告げます。子供ができにくいと思われたジリアンですが妊娠していたのです。妊娠を知ったマックスはジリアンにプロポーズします。一方的に別れを告げられ、妊娠がわかった後にプロポーズされ複雑な気持ちになるジリアンでしたが…という甘い部分や切ない部分が混じったラヴストーリーです。こういう小説が大好きなので、夢中で読みました。
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モニター
王家のプリンスとの恋愛は越えなければならない障害も多く、最後の最後までハラハラでした。でも その完璧と思える王家の囲いの中でちらちら見える人間ぽさだったり、駆け引きだったり、秘めた情熱だったりに加え、心をつなぐ熱的なラブシーンが何とも艶っぽく高貴で濃厚に描かれているところにきゅんとしてしまいました。
アメリカ、オレゴン州出身。2005年デビュー作『許されない口づけ』で、たちまち人気作家の仲間入りを果たす。愛はほかのどんな感情よりも強く、苦しみを克服して幸福を見いだす力をくれるという信念のもとに執筆している。13歳のときからロマンス小説の大ファン。大学在学中に“生涯でいちばん素敵な男性”と知り合って結婚した。18歳の夏に家族で訪れたヨーロッパが忘れられず、今も時間があれば旅行を楽しんでいる。