ハーレクイン・シリーズ
ルーシーは生まれついての失読症のために、 恋人からは見捨てられ、定職につくこともままならなかった。 今は母の眠る霊園の管理人をしながら、優しい姉の幸せを 心ひそかに願いながら日々を送っている。 ある日、姉のオフィスに立ち寄ったルーシーは、 社長のマイケルに会うなり激しく惹かれ、何かに導かれるように、 熱い一夜をともにしてしまう。 ルーシーにはわかっていた。永遠などありはしない。 彼女の障害を知れば、マイケルは冷たく去っていくのだと。 だがそんな矢先、ルーシーは妊娠していることに気づき……。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2014年03月05日
-
- 著者
- エマ・ダーシー
-
- 訳者
- 熊野寧々子
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2014年02月20日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-12942-0
-
- 書籍番号
- R-2942
-
- ミニシリーズ
- 富豪兄弟と悩める姉妹
-
モニター
とても読みやすい作品で一気に読み終えました。ヒロイン、ルーシーと、恋人マイケルの目線から交互に描かれる今回の作品。微妙にすれ違う二人の心情が、女性の心をくすぐる作品です。こちらの作品には関連作があるとの事。そちらは姉エリーが主人公なのかな? とても気になります。完璧な大富豪の兄弟と、悩みを抱えた姉妹との絆も必見です。【モニター】 〔編集部より〕 第1話はエリーとハリーの物語です。
-
モニター
この作品を読み終えた時、私は安堵と幸せな気分で一杯になりました。恋人マイケルが、失読症という病を抱えた主人公ルーシーの良いところをちゃんと見ていてくれたからです。そして、二人は今後どんな人生を歩むのか見てみたくなりました。
-
モニター
とっても楽しい作品でした! 〈富豪兄弟と悩める姉妹 Ⅱ〉となっていたので、最初は1話を読んでいないから、どうかな?と心配でしたが、読んでいなくてもとても楽しめるお話でした。1話のお話も出てきたので、そっちも読みたい!と思いました。主人公がとっても前向きで、読んでいて元気になれる作品です。
-
モニター
失読症という障害を持つルーシー。どんなに順調にみえる恋も、失読症を相手に知られたら捨てられて終わってしまうことを覚悟しているルーシー。過去の苦しみをも消し去るステキな恋を! と願って読んでいました。また、ルーシーの姉と富豪兄弟の弟との恋も必見です。
-
モニター
正直、最初はヒロインの奔放な性格に慣れなくてうーん…という気持ちがありました。ヒーローも軽薄な感じが強いし、この二人を好きになれるのかな?と不安で…。でも読み進めていくうちに、ヒロインの心の傷とかヒーローの優しさに気づいてくると、この二人を応援したい気持ちが強くなって、物語に引き込まれていきました。最後には、ハーレクインには珍しいかもしれないけど、たまにはこういう奔放な感じのヒロインも素敵だなって思いました(^_^)
フランス語と英語の教師を経て、コンピューター・プログラマーに転職。ものを作り出すことへの欲求は、油絵や陶芸、建築デザイン、自宅のインテリアに向けられた。また、人と人とのつながりに興味を持っていたことから、ロマンス小説の世界に楽しみを見いだすようになり、それが登場人物たちを個性的に描く独特の作風を生み出すもとになった。