ハーレクイン・シリーズ
孤独な狼に焦がれて
ウルフたちの肖像 Ⅷ
長い年月を経て、憧れの人は帰ってきた。
あの頃と変わらぬ瞳の奥に、謎を秘めたまま。
ウルフ館の庭師だった父が他界し、天涯孤独の身となったモリーは、 半年間にわたる傷心旅行から戻るとすぐに館へ向かった。 するとそこで、思いがけない人物に出くわす。 20年近く行方不明だったジェイコブ・ウルフ。 家族を見捨てた冷血な人が、どうして今ごろ戻ってきたの? ウルフ家が離散し、館が荒廃していく様を間近で見ながら、 モリーはずっと心を痛め、いつしか彼を嫌悪するようになっていた。 だがジェイコブから突然、庭の修復に協力してほしいと頼まれて、 なぜかモリーは拒絶することができなかった。 彼の前では幼い娘に戻ってしまうのだ。彼に憧れていたあの日に。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年03月05日
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- 著者
- ケイト・ヒューイット
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- 訳者
- 柿沼摩耶
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年02月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12941-3
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- 書籍番号
- R-2941
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- ミニシリーズ
- ウルフたちの肖像
読者レビュー
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アメリカ・ペンシルバニア州で育つ。大学で演劇を学び、劇場での仕事に就こうと移ったニューヨークで兄の幼なじみと出会い結婚した。その後、イギリスに渡り6年間を過ごす。雑誌に短編を書いたのがきっかけで執筆を始め、長編や連載小説も手がけている。読書、旅行、編みものが趣味。