ハーレクイン・シリーズ
仕事のためギリシアの島々をめぐっていたエレノアは、 大富豪アレクセイ・ドラコスが所有する島を訪れた。 ふだんは島外の者が足を踏み入れることの許されない孤高の地―― しかし年にたった1度催される祭りの日だけは例外なのだ。 エレノアはそこで出会ったアレクセイの母親と親しくなり、 幸運にもしばらくのあいだ島に滞在できることになる。 密かにアレクセイに憧れていたエレノアは胸を躍らせるが、 当の彼はよそ者の彼女に敵意を表し、仕事まで蔑む始末だ。 さらにアレクセイは、ギリシア神を思わせる堂々たる声で言い放った。 「どこの会社に勤めていようと、ぼくは簡単にきみをくびにできる」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年03月05日
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- 著者
- キャサリン・ジョージ
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- 訳者
- 松尾当子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年02月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22313-5
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- 書籍番号
- I-2313
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モニター
新聞社に勤めるヒロインが、一年に一度だけ解放される島の所有者で、記者嫌いで有名なヒーローに一目で惹かれる。ありがちなストーリーと思いきや、徐々に垣間見えてくる彼の愛情深さや、懐の広さに癒された。ヒロインも等身大で、気遣いや礼儀を忘れない態度にも好感を持てた。彼の両親のストーリーも興味深く、大人って感じの一冊でした。
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モニター
私は主人公の感性にひかれました。こういうことって本当にあったらいいなぁと思います。ないから読書で心が潤うのですけれど。自分ではどうしようもなかった想い…切ないですね。とても良い雰囲気があり、楽しく読ませていただきました。繰り返し読みたいですね。
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モニター
話がどんどん展開していくので、読んでいて楽しかったです。最後まで単純なラブロマンスではなく、いろいろな展開が楽しめて、引き込まれる内容です。とても読みやすくて一気に読めました。
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モニター
エレノアとアレックスがどうやって結ばれるのか、本筋の恋の行方も気になったけど、アレックスの母との心の交流や不審者事件など盛り上がる要素がいっぱいあり、2時間ドラマを見ているようで一気に読みました。最後はやっぱりこうでなきゃという定番ハッピーエンドで、幸せな読後感でした。
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モニター
地方紙連載の最終記事を書くために、ギリシア大富豪の島を訪れたエレノア。そこで出会ったハンサムな大富豪アレクセイに夢中になります。だがアレクセイは絵に描いたようなオレ様キャラ。一筋縄ではいかない恋に、手に汗握る展開が……? エレノアはオレ様大富豪アレクセイをツンデレにする事ができるのでしょうか。先が見えない展開に気持ちが高揚しました。
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モニター
ラブだけではなく、サスペンス要素もあり、とてもハラハラドキドキしました。また、綺麗なギリシアの描写も素晴らしかったです。楽しめる1冊です。
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モニター
読んでるうちに本にのめり込んでしまいました。最初母を守るのにそこまでしなくてもと思っていたけど読んでいくうちにアレクセイがなぜ守っていたのか分かってくる気がします。今回初めてキャサリン・ジョージの本を読んで最初から最後までのめり込んで読めたのでまた、キャサリン・ジョージの作品を読みたいです!!
ウェールズ生まれ。熱心な読書家で、その情熱はやがて書くことに向かった。エンジニアと結婚し、9年間ブラジルに暮らす。その後、子供の教育のためにイギリスに滞在することがふえ、一人で過ごす夜に小説を書くようになった。執筆や読書の合間に料理やオペラ、骨董品を見て歩くことを楽しんでいる。