ハーレクイン・シリーズ
キスの代償
あの夜の出来事は間違いだなんて言わないで。
もし、あなたと先に出会っていたら……。
赤ん坊と二人ひっそり暮らすガブリエルを、 亡き婚約者ケヴィンの親友で、華麗なる名家の御曹司 ハンク・レンショー・ジュニアが訪ねてきた。 ハンクに親友の最期の言葉を伝えたいと言われ、 ガブリエルの胸に、1年前の夜の記憶がよみがえる―― ケヴィンとけんかしたあと泣いていた私を、優しく慰めてくれたハンク。 気づいたときには彼とキスを交わしていて……。 以来、ガブリエルは罪悪感に苛まれてきた。きっと罰が当たったのだ。 婚約者を失い、病気の赤ちゃんの手術代さえ工面できずにいるなんて。 だが、ハンクが告げた“遺言”を聞いて、彼女は驚きに言葉を失った。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年03月05日
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- 著者
- キャサリン・マン
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- 訳者
- 大田朋子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年02月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51602-2
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- 書籍番号
- D-1602
大学では演劇を学び、卒業後は小さな町の新聞社で働いたり、教職に就いて演劇学校の校長を務めたりした。その後、昔からの夢だったロマンス小説の執筆に取りかかる。RITA賞受賞作家となった今は、空軍パイロットである夫の転属に伴って4人の子供たちとビーグル犬、虎猫を引き連れてアメリカ国内を転々とするうちにさまざまな経験をし、それを作品の構想に役立てている。