ハーレクイン・シリーズ
聖夜に降る雪
外交官令嬢をつけねらう悪魔。送り主不明の白薔薇が示すものとは?
グラフィックアーティストを夢見ていた美大生のリーは、突然の姉夫婦の死で、七歳の姪エイミーを引き取ることになった。リーは姪を育てるために大学を中退し、懸命に働いたが、姉夫婦の負債をかかえて、住む家も抵当に取られてしまった。途方に暮れたリーは、エイミーの実の父親にすがるしかないと決心する。リーは病院で姉から、姪が一夜の情事でできた子供だと告げられていた。捜し出した相手の男性は、巨大企業の経営者ニコラス・ケンダルだった。彼は話を聞いて驚きながらも、エイミーに会って実の娘だと確信する。ところが、援助を求めていたリーの思惑に反して、彼は半ば強引にエイミーを自宅に引き取り、リーが離れて住むことも許さなかった。リーはエイミーとともに、ニコラスのもとで暮らすようになったが、広大な屋敷には、もうひとり、彼の婚約者だという美貌の同居人がいた。リーまで家に住まわせる、ニコラスの真意がわからないまま、やがて季節はクリスマスを迎えようとしていた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 1999年12月05日
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- 著者
- キャシー・ウィリアムズ
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- 訳者
- 柊羊子
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- 定価
- 671円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-8335-4302-8
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- 書籍番号
- I-1302
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