ハーレクイン・シリーズ
モデルのサフィーは、偶然立ち寄ったマラバーン王国で、
誘拐も同然に豪奢な砂漠のテントへと連れていかれた。
一歩足を踏み入れたとたん、サフィーは衝撃で凍りついた。
ザヒール! 5年前、妻である彼女に一方的に離婚を言い渡すと、
理由も告げぬまま去っていった憎い夫。
今や彼も国王となり、すでにあらたな妃を娶って──
想像しただけで、サフィーの胸に思いがけない痛みが走った。
だがザヒールは彼女の動揺などよそに、いきなりこう切りだした。
「無理強いはしないが、君がほしい。その権利はあるはずだ」
彼はまだ求めているの? ヴァージンのまま放りだした元妻を。
※こちらの電子書籍版の表紙は紙書籍版と表紙が異なります。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年02月20日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 平江まゆみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年02月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12939-0
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- 書籍番号
- R-2939
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- ミニシリーズ
- 4姉妹の華燭の典
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モニター
最初から予想外な展開で、ドキドキしながらも、そのまま一気に最後まで読んでしまいました。最後まで読み終えた後、2回目を読むことでまた違った見方ができて、楽しむことができました。こちらの作品は<4姉妹の華燭の典>というミニシリーズのようですね。この作品は4姉妹の、2番目双子の姉サフィーが主人公のお話でした。他の姉妹の作品も是非読んでみたくなる一作でした!
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モニター
互いに好きなはずなのに意に反する過去の幼い恋にヤキモキしつつ現在の成長した2人の愛がどうなるのかと思いながらページをめくっていました。
過去に抱えた心の闇と真実の謎解きと、恋から愛へ変わっていく様がとてもドラマチックでワクワクしました。サフィーのツンデレ具合が個人的には可愛くて仕方なかったです。 -
モニター
あっという間に読んじゃいました。2人の過去が解き明かされるまでドキドキしました。読み終わりには「お互いの想いが通じて良かった」と安堵し、幸せいっぱいになりました。
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モニター
お互いの気持ちがすれ違って、ほんとうはお互い愛し合っているのに、認めようとしない二人。お互いの問題を言えずに誤解が続く…読んでてもどかしかったてすが、とっても面白かったです。
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モニター
4姉妹シリーズの2作目である今作品は、砂漠の国が舞台です。愛しあったまま離婚することになった二人が、すれ違いながらもお互いの問題に向き合うところがすばらしいです。お互いの感情をプライドで塗り固めて防御している様子に応援したくなりました。1作目のキャットも登場しますよ!
北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。