ハーレクイン・シリーズ
ミアの初恋は、両親が仕える屋敷の御曹司カルロス。
初めてキスを交わした夜、彼の母親に見つかり、
使用人の娘のくせに、と激怒された。
親をくびにすると脅され、逃げるように屋敷を飛び出してから7年。
まさか、こんなかたちで彼と再会することになるなんて。
ミアがイベント・プランナーとして取りしきる結婚披露宴に、
カルロスが出席したのだ。“ミア! ミアなのか?”
彼女の腕をつかみ、カルロスが驚きのまなざしで見つめる。
全身に熱いおののきが走った瞬間、ミアは諦めたはずの恋が、
決してかなわない想いが、長い眠りから覚めたことを知った。
※こちらの電子書籍版の表紙は紙書籍版と表紙が異なります。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年02月20日
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- 訳者
- 上村悦子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年02月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12936-9
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- 書籍番号
- R-2936
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モニター
二人の不安定で不確定な気持ちはいつまで続くのかというもどかしい気持ちと、「でもラストはきっとうまくいくはず」と期待をこめて読み進めていました。また、風景描写が細かいので、その場所の素敵さが頭の中でリアルに浮かび、ベルバードに行ってみたくなりました。
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モニター
お互いに誰よりも大切で、愛していることを確信してからも、それぞれが抱えるコンプレックスやプライド等によってすれ違う思いにハラハラさせられ、最後まで飽きさせないストーリー展開でした。愛を通して成長していくヒロインも、とても魅力的でした。
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モニター
初恋の成就とコンプレックスの克服がヒロイン、ミアを魅力的な女性に変えていくのが読んでてステキだなって思いました。ミアがカルロスに振り回されているようで、実はカルロスもミアの言葉に心が乱されて、ちょっとかわいいって思いました。
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モニター
自分が抱えているコンプレックスを自分で乗り越えた時、やっと前に進める。とても、もどかしいです。でも、時間がかかっても離れられないものが、二人の間にはある。幸せは自分の心の中にあるのかな、と思いました。
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モニター
一度はふっきれたと思った想いが、再会によって揺らぐミア。そして時がたっても侮蔑された心を引きずりながらもカルロスへの愛が消えるどころか強まっていくミア。二人で築いていく信頼や愛がみえた一冊でした。
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モニター
自分が想像していた内容とは違う展開に、ドキドキしました! 身分が違っても愛し合う二人・・・すれ違いをもどかしく思いつつ、読み進めましたがあのラスト!! 感動しました。とてもおすすめの作品です。
南アフリカ出身。帰国途中だったニュージーランド人男性と出会い、一度は国へ帰ったがすぐに引き返してきた彼と半年後に結婚した。上の3人の子供を南アフリカで、下の2人をイギリスとオーストラリアで産む。作家になるのは幼い頃からの夢で、夫とともに世界中を巡ってきた経験を生かした作品を書きつづけている。現在はオーストラリアの海を望む家に暮らす。