ハーレクイン・シリーズ
本来レディの身分でありながら下働きをして一家を支えるミランダ。 ある日、あわれな娘の身を案じた父親と母代わりの後見人の使いで、 ミランダはさる公爵家の豪壮な屋敷へやってきた。 じつのところ父親たちは、一家の“過去”を隠したまま、 ミランダにはまともな結婚をさせてやりたいと送り出したのだった。 屋敷に着くと、悪名高い放蕩兄弟マーカスとセントジョンに迎えられる。 黒髪の兄マーカスは気難しく不機嫌な様子で、 すぐにも放り出されてしまうのだろうとミランダは覚悟した。 ところが、マーカスが弟にそそのかされ発した言葉に、彼女は驚愕する。 「レディ・ミランダ、私と結婚してくれないか?」
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- 頁数
- 256頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年02月05日
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- 著者
- クリスティン・メリル
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- 訳者
- 深山ちひろ
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- 定価
- 901円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年01月23日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-33180-9
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- 書籍番号
- PHS-80
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モニター
下働きをして一家を支えるミランダ。ある日、使いで公爵家の屋敷にやってきたミランダは、放浪兄弟のマーカスとセントジョンに迎えられます。気難しそうな兄マーカスは不機嫌な様子だけれど、信じられないある言葉を発します。それはミランダと結婚したいというもので…というラブストーリーです。シンデレラストーリーが好きな私にとって、夢中になれる素敵なロマンスでした。シンデレラストーリーが好きな方におすすめです。
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モニター
貧しい身の上のヒロイン・ミランダと気難しい公爵・マーカスとの結婚というシンデレラストーリーですが、確固たる意志を持ち自分の意見を言えるヒロインはむしろジェーン・エア的で応援したくなりました。兄弟の確執や、近づきかけてはちょっとした誤解で離れるミランダとマーカスのやり取りにヤキモキしながらあっという間に読み終えてしまいました。この続きが読みたくなる一冊でした。
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モニター
貧しい娘と気難しい公爵という全く似つかわしくない二人。マイナスの要素ばかりからの結婚のスタートでした。でも、互いの魂が呼び合う相手だったのでしょう。不器用ながらも、相手の素晴らしさを感じ、邪魔をされながらも、愛が芽生え、育んで行く過程が素敵でした♪ 読んでいて歯がゆい場面もあったりと、お話に引き込まれました。
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モニター
責任ある立場の人間の恋は美しい。またそんな人間に恋する女性も美しい。この恋を一生応援したい気持ちになりました。
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モニター
まさに、シンデレラストーリー! 主人公のミランダは大変な人生を生きてきたにも拘わらず、常に謙虚な姿にとても好感が持てました。公爵家の生活や使用人の仕事などの様子から、別世界の雰囲気を感じることが出来て楽しかったです。主人公達の強く誠実な姿勢に温かい気持ちになれるお話でした。
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モニター
初対面ではミランダとマーカスは最悪だった。母親の望み通り、したくもない結婚を申し込んだ。そんな二人が結ばれるまでにたくさんの困難があったが、読み応えたっぷりのいい作品でした。
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モニター
タイトルを見た瞬間、面白そうなストーリーだろうな思い読み始めました。読み始めたらタイトル通りの面白いストーリーでした。兄弟二人が主人公のシンデレラみたいなミランダに惹かれていくのがよかったです。イケメン二人に好かれるるミランダがうらやましいーー
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モニター
訳あって下働きをしていた没落貴族の娘が、後見人の口利きで田舎の公爵と結婚することになる。どんな苦境にも負けず、働き者で、人を許すことも知っているヒロインと、始めは癇癪持ちで、気難しかった公爵も実は優しい心の持ち主だった。二人が、上手くいきかけては、すれ違いう。まるでジェットコースターのように最後までドキドキ感が半端ない。
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モニター
本題に入るまでが長く感じましたが、半分位読み終えたくらいから、ハーレクインらしい面白さが表れてきました。身分も環境も性格も違う二人が誤解し合いながらもお互いの魅力に気付いていくというハーレクインらしい面白さが楽しめました。相手を思いやり信じる事って難しいなぁ、すごいなぁと思わせてくれる本でした。
夫と二人の息子、多くのペットとともにウィスコンシン州で暮らす。物心ついたころから作家になるのが夢で、度重なる原稿の不採用にもめげずに努力を続け、初めての著作を刊行した。ポップコーンを頬張りながら映画を見るのが好き。