ハーレクイン・シリーズ

シンデレラと不機嫌な公爵
みすぼらしい身なりの彼女に、公爵が求婚した本当の理由は……。
本来レディの身分でありながら下働きをして一家を支えるミランダ。ある日、あわれな娘の身を案じた父親と母代わりの後見人の使いで、ミランダはさる公爵家の豪壮な屋敷へやってきた。じつのところ父親たちは、一家の“過去”を隠したまま、ミランダにはまともな結婚をさせてやりたいと送り出したのだった。屋敷に着くと、悪名高い放蕩兄弟マーカスとセントジョンに迎えられる。黒髪の兄マーカスは気難しく不機嫌な様子で、すぐにも放り出されてしまうのだろうとミランダは覚悟した。ところが、マーカスが弟にそそのかされ発した言葉に、彼女は驚愕する。「レディ・ミランダ、私と結婚してくれないか?」
-
- 頁数
- 256頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2014年02月05日
-
- 著者
- クリスティン・メリル
-
- 訳者
- 深山ちひろ
-
- 定価
- 901円(税込)
-
- ISBN
- 978-4-596-33180-9
-
- 書籍番号
- PHS-80
夫と二人の息子、多くのペットとともにウィスコンシン州で暮らす。物心ついたころから作家になるのが夢で、度重なる原稿の不採用にもめげずに努力を続け、初めての著作を刊行した。ポップコーンを頬張りながら映画を見るのが好き。