ハーレクイン・シリーズ
堕ちたジャンヌ・ダルク
「君は今夜からは、バルトロのものだ」 サマンサは夫ファン・ベルゲン男爵の言葉にわが耳を疑った。 もともと男爵家の娘の養育係だったサマンサは、 愛情を注いでもらえない幼い子供を救うためだけに、愛なき結婚をした。 男爵夫人と呼ばれても、実際の暮らし向きは肩書きとはうらはらだった。 夫は、財産も家もすべて失うほどギャンブルに溺れていた。 そして最後に賭けたのが、妻であるサマンサだというのだ! クリスティアーノ・バルトロが情け容赦ない人物ということは知っている。 でも、他人の妻を賭けで奪うなんて――そこまでするはずはないわ。 ところが、サマンサの期待もむなしく、悪魔は現れた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年02月05日
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- 著者
- ジェイン・ポーター
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- 訳者
- 山ノ内文枝
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年01月23日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90221-4
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- 書籍番号
- K-211 (初版R-2149)
読者レビュー
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アメリカ、カリフォルニア州の小さな町で生まれ、学生時代の大半を海外で過ごした。南アフリカやアイルランド、そして日本でも学んだことがある。サンフランシスコの大学で創作の修士号を得たあとは、中学校と高校の教師をしていた。現在は雨の多いワシントン州シアトル在住。デスクに向かって物語を生み出すには、そんな気候もまったく気にならないと語る。