ハーレクイン・シリーズ
切ないほどに求めても
亡き夫の従兄マーカス。初めて会った瞬間から、 ポリーは、夫とは違う荒々しい魅力の彼に強く惹かれた。 だが、かなわぬ想いとひたすら心の内を隠してきたのだ。 ある日娘が、マーカスに似合いの女性がいるから引き合わせたいという。 嫉妬に苦しむポリーは、思わず別の男の誘いを受けるが、 間の悪いことに、ホテルでマーカスとかちあってしまった。 「きみは自分がもう若くないと感じて、年下の男と――」 なぜか激怒した彼にののしられ、じっと胸の痛みに耐えていると、 いきなり抱きすくめられて、唇を貪られた。 好きな人に欲望のはけ口にされるなんて、いやよ。ポリーはもがいた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年11月20日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 春野ひろこ
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年01月23日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90220-7
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- 書籍番号
- K-210 (初版R-1653)
読者レビュー
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1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。