ハーレクイン・シリーズ
マディは、恩師を見舞うため6年ぶりに故郷に帰った。 かつて狂おしいほど愛した、コールの子を連れて。 名家の御曹司コールと結ばれることは、かなわぬ夢だった。 ある事情で急に町を出ざるをえなくなったマディは、やがて妊娠に気づき、 彼に手紙を書いた。だが、返事はこなかったのだ。 マディが帰ってきた。ぼくを捨て、母親の情夫とともに姿を消した恋人が。 コールの胸に喜びと憎しみが交錯した。 清純なふりをした淫らな娘をまだ忘れられないとは、どうかしている! 我知らず足は、昔二人が秘密の逢瀬を重ねた淵へと向かう。 そこには先客がいた。マディ! 懐かしい菫色の瞳は、悲しげに彼を見た。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年02月20日
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- 著者
- アン・メイジャー
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- 訳者
- 氏家真智子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年02月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51600-8
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- 書籍番号
- D-1600
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モニター
お互いに愛し合っているにもかかわらず、コールマンのことを信じきれず、なかなか素直になれないマディにもどかしさを感じながらも、どうか二人には結婚して幸せになってほしい…と心から願いながら読み進めていきました。
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モニター
1600号にふさわしい作品ですね。ハーレクインの王道ストーリーですが、ベテラン作家さんだけあってグイグイ作品に引き込まれていきます。健気で一途なヒロインですが、過去の出来事が可哀想過ぎて涙が出ました。ヒーローはあまりに周りに振り回され過ぎでしょう! ふたりの再会シーンの心理描写は必見です。
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モニター
主人公の気持ちになって、一気に読み切ってしまいました。何度も気持ちがすれ違うので、ギュギュッと胸がしめつけられ、せつない思いをしました。セクシーなシーンも多いので、ドキドキしならがら読めました!
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モニター
6年間互いに誤解をしたままだったマディとコール。その誤解が解けそうで解けない、解けたと思ったらまた別の誤解が生まれ…と、もどかしい思いで読んだ分、最後にお互いの気持ちが通じた時のすっきり感が気持ちよかったです。
USAトゥデイのベストセラーリストに載り、他の大人気作家たちからも賛辞を寄せられる。なかでもサンドラ・ブラウンは“表紙に彼女の名前があるだけで、読む価値があるという証”と絶賛。生粋のテキサス人で、英文学とスペイン文学の修士号を持つ。スペイン語も堪能でピアノもプロ並みの腕前。