ハーレクイン・シリーズ
ロッキーの誓い
親友の結婚式で花婿に心奪われた私に、本当の愛をつかむ資格はあるのだろうか?
ラークは結婚式を六週間後に控えて逃げ出した。もともと父親同士が決めていたのを漠然と承諾してしまったのだ。だから今になって、どこか静かなところで考え直してみたかった。足は自然になつかしいロッキー山中のキャビンに向かっていた。だが静かどころではなかった。そこには初恋の人ジャレッドがいて、ここは曾祖父が建てたもので、今は自分のものだから出ていけと言う。十数年ぶりに会う彼は、今ではさらに魅力的な大人の男になっていた。彼もまた、かつてのキャビンの主の娘が美しく変わったのに驚いていた。しかしジャレッドは、完全にラークを受け入れたわけではなかった。むしろ、婚約者にはっきり断っていない彼女の不実を責めた。彼には昔、ラークの父親に金にあかせて大切なキャビンを奪われ、召し使いのようにこき使われた恨みがあった。ラークをおとりにしてでも彼女の父親をおびき寄せ、復讐したい。ジャレッドの胸に不穏な思いが渦巻いた……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 1998年12月05日
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- 著者
- ルース・J・デイル
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- 訳者
- 風間章子
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- 定価
- 671円(税込)
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- ISBN
- 4-8335-4201-3
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- 書籍番号
- I-1201