ハーレクイン・シリーズ
許されない恋
パワー・オブ・ラブ Ⅲ
誰のものでもない、わたしの人生。少しひとりで考えてみたかっただけなのに……。
マーティナとノアは出会ったとたん、恋に落ちた。と同時に、自分たちの恋が長くは続かないこともすぐに悟った。二人の家は数世代前から敵対関係にあるのだ。だからこそ、遠く故郷を離れた地にいる二人の情熱は燃え上がった。しかし、そんな日々は突然終わりを告げた。マーティナが妊娠してしまったのだ。彼女はその事実をノアに気づかれないよう、姿を消した。家の事情がある以上、自分一人で子供を育てるしかない、と考えて。だが数カ月後、玄関先にノアが現れ、マーティナを驚かせた。突然のことに、まるみを帯びた体を隠すこともできない。「太ったのよ」動転した彼女は思わず嘘をついていた。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2001年06月05日
-
- 著者
- リアン・バンクス
-
- 訳者
- 星真由美
-
- 定価
- 671円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 4-596-00862-0
-
- 書籍番号
- D-893
-
- ミニシリーズ
- パワー・オブ・ラブ
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
北米でも名ストーリーテラーとして広く名を知られるリアン・バンクスの、パワーあふれる三部作の最終話は、ロミオとジュリエットのような境遇に陥ったノアとマーティナの物語です。