ハーレクイン・シリーズ
億万長者の小さな天使
一度は失った我が子を再び抱ける。見知らぬ男性の妻にさえなれば。
切望していた子供を持てないまま夫を亡くしたジェイダは、生まれたばかりの女の子を引き取り、リーナと名づけた。ところが1年後、大富豪の実業家アリク・ヴァシンがリーナの実の父親と判明し、裁判所は彼に親権を与えてしまう。いくら血のつながりがあるうえに巨万の富の持ち主だとはいえ、アリクは見るからに傲慢で、その体躯のたくましさは恐ろしいほどだ。こんな人に、かわいいリーナを渡さなければならないなんて!ジェイダは絶望に泣き崩れ、リーナは母と離され泣き叫んだ。アリクはそんな2人をじっと見ていたが、やがて冷たく言い放った。「そんなにこの子と一緒にいたいのなら、ぼくの妻になれ」
※こちらの電子書籍版の表紙は紙書籍版と表紙が異なります。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年01月20日
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- 著者
- メイシー・イエーツ
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- 訳者
- 中村美穂
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年01月08日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12931-4
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- 書籍番号
- R-2931
読者レビュー
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モニター
親権問題は今やよくある話ですが、この物語は思いがけない展開となるので思わずのめりこんでしまいました。親権を勝ち取った後のヒーローの行動もですが…。ヒーローの硬い仮面が少しずつ剥がされていき、ヒロインも理性を保ちきれずに…二人を隔てる壁が少しずつ崩壊していく場面にはドキドキとわくわくが隠されていました。もちろん、官能的な面もとても魅力的です。すでに私もヒーローの虜です。
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モニター
今まで知らなかった自分を知るジェイダ。それを認めることで新しい幸せをつかんだジェイダ。それはアレクも同じ。エピローグが心温まります。
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モニター
愛を知らない少年が億万長者の青年に成長。そんな彼の元に、彼の子供を育てているという女性が現れる。女性と子供が現れてから、少しづつ彼が心を開いていく様子が伝わり、心温まります。
ロマンス小説を書く前から、熱心な読者だった。自分のヒーローとヒロイン作りが楽しめる今の幸運が信じられないという。オレゴン州南部の自然の中で、通りの向かいに住む両親の手を借りながら、夫と幼い3人の子供と共に暮らす。朝起きて家の裏口に熊を見つけるような生活と、自宅で書くエキゾチックな街で起こる物語との落差を楽しみながら、執筆に励んでいる。