ハーレクイン・シリーズ
両親亡き後、ブライオニーは名づけ親に引き取られ幸せに暮らしていた。ところがある日、名づけ親が病気で突然この世を去り、ブライオニーは耳を疑うような遺言を聞かされることになる。名づけ親の甥ルークと結婚した場合にかぎって、屋敷や財産の相続が認められるというのだ。ルークといえば、子供のころ悪戯や意地悪をされた記憶しかないが、いまや彼は子爵家の跡継ぎとなり、放蕩三昧の日々らしい。「あなたとの結婚は、お金のために身を売るようなものだわ!」そう叫ぶ彼女に、ルークは意味深長な笑みを浮かべて言った。「勘違いするな。君に対して夫の権利を行使するつもりはいっさいない」
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- 頁数
- 256頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年01月05日
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- 著者
- アン・アシュリー
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- 訳者
- 高橋美友紀
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- 定価
- 901円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年12月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-33178-6
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- 書籍番号
- PHS-78
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モニタ-
『六カ月の花嫁』という題を見ると悲しく、寂しさを感じますが、ドキドキ、ハラハラするストーリーでした。結婚した時から、夫は謎に包まれていて、主人公のブライオニーと共に私も夫の正体を早く知りたくてドキドキしました。色々妄想しながら読んでいくのもおすすめです。男女の心の変化は、とてもおもしろく、夫婦の在り方を考えさせられる作品でした。
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モニター
物語の冒頭から終わりまで、とても優雅な情景が目に浮かんできます。景色の広がりや、お屋敷の全体像、登場人物の所作やその佇まいなども細かな描写によってとても美しく、魅力的に描かれており、ハラハラドキドキのストーリー展開に花を添えています。美しく聡明で、行動力のあるミス・ブライオニーの恋と冒険の物語を主人公になりきって楽しめます。一気読み必至です!
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モニター
たった今読み終えました。子供が寝た後、2日で一気に読み上げたのも久しぶりでした。財産のための形ばかりの結婚・・・ありきたりの物語のようですが、主婦の私には純粋に楽しむことができたように思います。主人公のブライオニーが美しいだけでなく勇敢で賢い! 彼女の苦しい心の変化にも注目です。
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モニター
便宜結婚をした二人ですが、何もかも謎だらけのルークの行動が気になるブライオニーでした。ルークの謎の行動の行方と、ブライオニーの心の変化…。いったいどうなるの…? 最後までいろいろなドキドキが楽しめる一冊でした。
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モニター
条件付きで夫婦になったブライオニーとルーク。純潔を守り、決してルークに心を許すまいと固く誓ったブライオニーだが、どんどん二人の距離が近くなり、読んでいる自分も、もう、本当の夫婦になったらいいのにと、じれったくなりながら読み進めた。ルークの男らしさとブライオニーの知性と勇気に感動する場面がいたるところにあって、最後まで一気に読みたくなる魅力的な一冊だった。
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モニター
ヒストリカル好きなのでかなり期待して読み始めましたが、期待を裏切らない作品です。六カ月の花嫁というタイトルからなんとなく想像していたストーリーを良い意味で裏切られました。けっこうハラハラドキドキしながら、次はどうなるの??と最後の最後まで楽しめます。ヒロインの性格も好感がもてて、お友達になりたい(笑)
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モニター
ハーレクインの王道と言える作品だと思います。正直ヒロインの性格がブレていたと感じてしまい、私にはそこだけが残念でしたが、ハーレクイン好きな方が満足出来るお話だと思います。
イギリス中部レスターシャーで生まれ育つ。幼い息子たちを寝かしつけるときに役立った物語を作る才能が、ヒストリカル・ロマンス小説の分野でも開花した。趣味はガーデニングで、自宅の庭を開放することも。イギリス南西部に在住。