ハーレクイン・シリーズ
仕事でパリの豪華ホテルを訪れていたパーディータは、ロビーの大階段で転んで足首を捻挫してしまった。立ち上がれない彼女に手をさしのべたのは、世界的な実業家レオニド。彼はパーディータを優しく抱き上げて部屋に運ぶと、医師に治療させたあと、なにかと世話を焼いてくれた。なんてすてきな人! もしかしたら彼はわたしのことを……。幸せを夢見るパーディータの心は舞い上がったが、レオニドが悪戯な笑みを浮かべて口にした言葉に息をのんだ。「父親が結婚しろとせっついてうるさいから、パリ滞在の間だけ僕の恋人のふりをしてくれないか?」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年01月20日
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- 著者
- ルーシー・ゴードン
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- 訳者
- 神鳥奈穂子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2014年01月08日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22307-4
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- 書籍番号
- I-2307
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モニター
自分からは遠い世界の話なのに、読むにつれ、どんどん自分が主人公になったような気持ちで、最後までハラハラドキドキしながら、あっという間に読み終わりました。レオニドは本当はどんな人なの?と、自分も惹かれていってしまいました。主人公の性格が恋愛を通して変わっていくのもとても面白かったです。
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モニター
2人の悲運は、パーディータの素性がばれる事だけだと思っていたけれど、その他の展開もあって、後半の内容は一気に惹きこまれました。とにもかくにも最後はホッとしました。
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モニター
本当に望んだ愛からは、拒まれる人生を送ってきたレオニドを、どんな時も、大きな愛で守り続けるヒロイン。どうか皆が幸せに!と、祈るような気持ちで、最後まで一気に読んでしまいました。「角を曲がった先には、どんな幸運が待っているか分からない」そう、人生捨てたものではありません!
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モニター
コミック版でしかハーレクインは読んだことがなく、初めての小説でしたがあっという間に読めました。コミックでは省略されがちな細かい描写が想像をかき立てました。誰もが持つニ面性がヒロインによって上手に表現されているなぁと思いました。ハーレクインはハッピーエンドなので気持ちよく読めます。
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モニター
レオニドの母が生涯を通して貫く愛の姿、そしてレオニドが真実の愛を見つけるまでの葛藤。パーディータが愛のために闘う姿。いろんな愛や思いが伝わってくる一冊でした。
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モニター
本当に愛する人の為に、今までの生き方さえも変えてしまう。冷酷だったり、臆病な一面も受け入れて、惹かれ合っている者同士ならば、困難も二人で乗り越えられる、と立ち向かう覚悟と行動力。ヒロインの揺らがない強さに勇気を貰いました。恋愛だけでなく、家族愛や親子の因縁も、一つのテーマになっているのかなと感じました。
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モニター
ハーレクイン・シリーズは初めて読んだんですが、いい意味で想像していた感じとは違っていました。もちろん、ラブストーリーが主体なんですけど、スカッとするストーリー展開や受け身じゃないヒロインの強さに引き込まれていきました。あと、ウィットに富んだ会話が魅力的でした。
雑誌記者として書くことを学び、ウォーレン・ベイティやリチャード・チェンバレン、ロジャー・ムーア、アレック・ギネス、ジョン・ギールグッドなど、世界の著名な男性たちにインタビューした経験を持つ。ヴェネチアでの休暇中、街で出会った地元の男性と結婚。会って2日で婚約し、結婚して30年以上になる。二人は3匹の犬と共にイングランド中部に暮らしている。