ハーレクイン・シリーズ
虹色の吐息
摩天楼の恋人たち
愛より仕事。ずっとそう思ってきた。でも、彼の一途な愛が私の生きかたを変えた。
リサは映画プロデューサーをめざす野心家の女性。恋人のケンが念願のレストランをオープンした日、彼女は大物プロデューサー、ティレルから仕事の誘いを受ける。願ってもないチャンスとばかり、リサはその仕事に飛びついた。たとえケンと離れ離れになっても、キャリアを積むほうが大事だった。五年後、彼女は苦しい生活を送っていた。ティレルの会社が倒産し、彼の薬物疑惑がリサの身にも飛び火して、満足に職に就けない有様だ。一方、ケンは高級レストランを次々オープンし、時代の寵児に。マスコミからレストラン内を撮影させてほしいと取材が殺到している。取材陣の中に、かつての恋人が紛れ込んでいるのにケンは気づいた。藁をもつかむ思いでリサが彼を頼ってきたのだ。苦い再会を果たす二人。愛憎の狭間で二度目の恋の幕が上がった。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2003年10月20日
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- 著者
- ジュリー・ケナー
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- 訳者
- 竹原麗
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- 定価
- 759円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-31464-0
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- 書籍番号
- T-464
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- ミニシリーズ
- 摩天楼の恋人たち
読者レビュー
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仕事に生きる現代女性の孤独な心と愛への飢餓感をジュリー・ケナーが情感豊かなストーリーに仕上げました。