ハーレクイン・シリーズ
すべてを捨てても
アウトローを愛したら Ⅲ
カイリーがあれほど魅力的でなければ、ケイドも悩む必要はなかったはずだが……
スローン・ギャントリーは七年ぶりに、ジェシー・ジェームズに再会した。相変わらず魅力的な笑顔とカウボーイっぽい歩き方に、スローンは十七のころとは違う熱いときめきを感じた。恐れ知らずのロデオライダー、ジェシーは、競技会のために国中を移動し、女とは遊びでしかつき合わないという。そんな人に憧れても、どうなるものでもない。それに、スローンはかつてロデオライダーに恋をして、手痛い目にあっているのだ。二度と同じタイプの男性に惑わされたりしない。ところが、そう決意してジェシーを避けるスローンを、彼のほうが忘れられなくなり、追いかけっこが始まった。大人同士の恋は、遊びでは終わらないというのに……。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2000年01月05日
-
- 著者
- シンディ・ジェラード
-
- 訳者
- 秋元美由起
-
- 定価
- 671円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 4-596-00010-7
-
- 書籍番号
- D-826
-
- ミニシリーズ
- アウトローを愛したら
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
C・ジェラードの三部作『アウトローを愛したら』。最終話の今作は、ジェームズ三兄弟の末っ子ジェシーと、少女のころ彼に憧れていたスローンのお話です。一家に伝わる宝物の、意外な真相も明らかに。