ハーレクイン・シリーズ
父に逃げられ落胆する母と、残された妹弟を養うため、カーラは賃金の良い、カジノのディーラーの仕事に就いた。ある日、億万長者が集うゲームを仕切ることになった彼女はいかさまをするように上司から強要されてしまう。ノーとは言えずにテーブルに着いたカーラだったがそのゲームに参加したジャック・ウルフという実業家のせいでいかさまができず、上司からむごい仕置きを受ける。窮地を救ってくれたのは、そのジャック当人だった。彼はカーラに、2日後に行われる知人の結婚式に同伴すれば、家族が安心して暮らせるほどの報酬を支払うと約束して……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年12月05日
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- 著者
- リン・レイ・ハリス
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- 訳者
- 柿沼摩耶
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年11月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12914-7
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- 書籍番号
- R-2914
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- ミニシリーズ
- ウルフたちの肖像
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モニター
誇り高いカーラは、いくらお金に困っていても不正な事は出来ない。億万長者のジャックがいくら素敵だって、愛人にはならない。女はすべてを愛してほしい。体だけではなく、心もすべて。私の大好きなストーリーです。でも、ジャックも、気高く美しいカーラに去られ、本当の愛に気づき、ホッとしました。
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モニター
二人の出会いはいかにもハーレクインそのもの。富豪のヒーローがヒロインを救う。そんなかっこいいストーリーを想像していたら、そこから物語は過去に囚われて苦しむヒーローと家族の為に生きるヒロインの愛と葛藤が描かれていて、読んでいてもどかしくて苦しいほど。最後はほっとするうれしい終わり方で、この作品だけでも十分楽しめますが他の関連作も読んでみたいと思いました。
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モニター
この作品は、名家を舞台にした続編のようですが、今までの作品を読んでいなくても、とても楽しむことが出来ました。偶然、出会ったカーラとジャックはお互い惹かれながらも、一線を越えないようにつき合い始めるところはすごく丁寧に描かれていました。お互いの心の傷を少しずつ克服していく様に、とても心打たれました。もうキュンキュンが止まりませんでした!!
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モニター
シリーズものですが、半分も読んでいない私でも、そんなことは関係なしに読める一作です。家族のために一生懸命働くカーラは、不本意な出来事が続いた挙句に「結婚式の同伴者」の仕事をすることになった。依頼人のジャックには、傲慢さも見え隠れするもののホントは・・・。読み終えたあと、傷心のヒーローには、本当に幸せになってほしいと思いました。
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モニター
ヒロインのカーラはカジノのディーラー。悪徳オーナーの不正に加担させられそうになり、それができなかったことで危機に陥ります。そこへおせっかいなヒーロー登場。お互いの心情や経験などが絡み合い 惹かれあって愛人関係を結ぶけれど、やはり本当の愛が欲しくなり・・・。ハーレクインらしいストーリーですが とてもときめきがいっぱいで、ラストはどうなるのかとヤキモキしますがとっても楽しい一冊でした。
祖母がガレージセールで買ってきたハーレクインのロマンス小説を初めて読み、将来はシークかプリンスと絶対に結婚すると心に誓う。その後、軍人と結婚。クレムリンを訪問したり、地球の反対側にある火山を探索したりといった世界中を飛び回る生活を送ることになる。有望なロマンス小説に贈られるゴールデン・ハート賞で2008年度、最終選考まで残った。