ハーレクイン・シリーズ
「きみはぼくと結婚するんだ」夫を亡くしたばかりのカサンドラは、義理の兄ドミニクの言葉に愕然とした。これは私への復讐だろうか?それが亡き夫の遺言だと聞き、さらに打ちのめされる。結婚後すぐ、夫に金目当ての浮気女と誤解され、責められ続けてきた。けれど、不治の病を宣告された夫は人工授精を望み、娘を授かった。結婚を拒否するなら親権を争うとドミニクに脅され、カサンドラは途方にくれる――愛娘を手放すことなど考えられない。でも……裁判をしたところで勝ち目があるとはとうてい思えない。私はお飾りの妻として、愛のない結婚を受け入れるほかないの?
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年12月20日
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- 著者
- マクシーン・サリバン
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- 訳者
- 佐倉加奈
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年12月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51592-6
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- 書籍番号
- D-1592
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モニター
主人公のカサンドラもドミニクも、なぜもっと素直に気持ちを話せないの。何も悪くないのにカサンドラはお金目当てに結婚したと家族から思われているし。でも、読み進めていくうちに次々と誤解が解けていき、こちらの読み手の気持ちも温かくなっていきました。
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モニター
主人公の立場が最悪の状態からのスタートで最初はハラハラした。が、読んでいくうちに主人公カサンドラへの数々の誤解が晴れ、ハッピーエンドで終わったのが良かった。
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モニター
傲慢なヒーローと純真なヒロインとのコントラストが絶妙です。濃厚ベッドシーンも必読!!!
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モニター
愛し、愛されて結婚した筈だった。掛け違えたボタンの様にすれ違った二人。夫(リアム)の病死の後、義兄(ドミニク)から結婚を強要され、お金の為、愛する娘(ニコール)の為、結婚を決意するカサンドラ。ドミニクの批判、非難もカサンドラに惹かれる気持ちの裏返しでした。ドミニクに惹かれるカサンドラに驚愕の事実が襲い掛かります。カサンドラとニコールに愛の暮らしが訪れるのでしょうか?
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モニター
結果として、悪いひとはひとりもいない。でも、多くのひとが苦しんだ。最後は心があたたかくなりつつも、どこかせつない想いの残る物語でした。ラストシーンが大好きです。
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モニター
最後のハッピーエンドまで一気に読みきりました。二人だけでなく、皆が幸せになったわけですが、弟のことを考えるといささか複雑でした。彼の心境と、それを家族はどう受けとめていくのかしら・・・と考えてしまいました。ストーリー展開はおもしろく、この手の誤解もの特有の苦悩するヒーローも楽しめました(笑)
オーストラリアのメルボルン在住。ロマンス小説を生涯愛した母親の影響で、ごく自然な流れでロマンス小説家となった。夫の仕事の関係で訪れるさまざまな場所で、著書を生み出す。たびたびヒーローぶりを披露してくれる夫と、2人のかわいい息子、それから愛すべき動物たちとともに暮らしている。