ハーレクイン・シリーズ
飽くなき情熱
もう彼と会えなくなると考えただけで胸が張り裂けそうになるなんて!
八年前、キティはジェイクの子供を身ごもり家を追い出された。貧しい祖父母の家で育ち愛情に飢えていたキティにとって、身分違いとはいえ、地主の息子ジェイクは誰よりも親しい存在だった。ところが初めて一夜を過ごしたあと、ジェイクは急に冷たくなり、もし妊娠したら子供はあきらめてほしいとキティに言った。キティは、妊娠したことをジェイクに言わなかった。間もなく彼は別の女性と結婚し、キティは打ちのめされたまま家を離れたのだった。その後子供は流産してしまったが、キティは女優として成功した。今、キティは祖母の死を知り、久しぶりに故郷に戻ってきた。つらい思い出に胸を痛めながらお墓参りをすませたキティは、墓地の外で待っている男性を見て体をこわばらせた。すらりとした長身に人目を引く彫りの深い顔立ち―ジェイク。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 1998年10月20日
-
- 著者
- リン・グレアム
-
- 訳者
- 山ノ内文枝
-
- 定価
- 704円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 4-8335-1426-5
-
- 書籍番号
- R-1426
読者レビュー
読者レビューはまだございません。