ハーレクイン・シリーズ
疑惑の恋人
彼はわたしの初恋の相手だった。でも、その当時彼が情事を重ねた相手は……。
「おいおい、うまいことやったじゃないか」「仕方ない、賭金は払うしかないな」高校のダンスパーティの帰りに、憧れの人と車中で愛を交わした直後、エレナの耳に男たちの笑い声やいやらしい嘲りが聞こえてきた。エレナはショックのあまり、動けなかった。賭?彼が私を誘い、愛を交わしたのは、賭のためだったの?高校のフットボールチームの花形選手、ジョー・サンチェスにダンスパーティに誘われたときは、こんながり勉で地味な自分を、と夢でも見ているような気分だったのに。ジョーはその情熱的な言葉とまなざしで私を騙していたのだ。エレナはジョーを憎んだまま、高校卒業後、すぐに町を出た。だが、十一年後……。彼女はジョーと運命の再会を果たすことになる。しかもFBI捜査官と、とある事件の容疑者として……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2002年10月05日
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- 著者
- アネット・ブロードリック
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- 訳者
- 沢田由美子
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- 定価
- 671円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-50957-3
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- 書籍番号
- D-957
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