ハーレクイン・シリーズ
伯爵ドミトリの個人秘書を務める弟が、伯爵の妹と駆け落ちをした。そうとも知らず弟とクリスマスを過ごそうとローマへやってきたリリーは、怒り狂うドミトリの罠にかかり、まんまと伯爵邸に閉じこめられてしまう。彼は秘書が金目当てで妹をたぶらかしたと信じこんでいて、姉であるリリーにも蔑みのまなざしを向けてきた。さらには、弟がなんらかの連絡をしてくるまでは解放しないという。でも、監禁されていると使用人に訴えれば、彼は言い訳できないはずよ!するとドミトリが片方の眉をつり上げて言い放った。「使用人には休暇をとらせている。だから、君と僕のほかは誰もいない」その瞬間、自分がすでに伯爵の籠の鳥であることを、リリーは悟った。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年11月20日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 山口西夏
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年11月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12912-3
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- 書籍番号
- R-2912
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モニター
ドミトリは妹の事が心配で傲慢な態度をとり、リリーも喧嘩腰で突っかかっていきます。2人とも惹かれているのに。展開にドキドキしながら一気に読んでしまいました。
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モニター
裏表紙のあらすじも何も見ずに読みました。ヒロインのリリーがクリスマスを弟と一緒に過ごすために空港にいるところから話が始まりますが、急にファーストクラスにアップグレードされたり、次に何が起こるのかととてもスリリングです。たった2日一緒にいただけのイタリアの伯爵と恋に落ちるなんて! ロマンチック過ぎますが、女子の永遠の憧れ。クリスマスにセクシーで、刺激的な出会いを求めている方におススメです♪
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モニター
ヒロインのリリーとヒーローのドミトリ。互いに惹かれあっているのに、弟妹を大切に思うが故に衝突してしまうのが、楽しくもありじれったくもありでした。終盤は胸が痛くなる展開でしたが、ラストはご馳走様と言いたくなる程の甘さだったので良かったです。
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モニター
まじめで実直なヒロインと、生まれながら富と権力を約束されたヒーロー。共通点など何もなさそうな二人だけれど、弟と妹とを思う気持ちは本物。一見傲慢すぎる伯爵ドミトリに、どうしようもなく魅かれていくリリー。一方、半ば破れかぶれに妹の駆け落ち相手の姉リリーを、捕らえたものの一目で魅了されてしまったドミトリ。混乱する気持ちと状況とを、二人は乗り越えていけるか。一気に、読んでしまいました。
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モニター
最後の最後までドキドキの展開です。籠からぬけだせるのか?と先を楽しみにしながらあっという間に読めました。
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モニター
弟の事で閉じ込められたリリー。自分の思う事を言い、喧嘩しながらも惹かれていってしまう二人。数日の展開が少し早い様に感じた。
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モニター
出会った時から、お互いのことが気になってしょうがなかった二人。出会った状況は最悪だったけれど。物語の時間の流れはすごく短いもので、でてくるのもほとんど二人だけでしたが、その分、気持ちが高まってる感がでていて、こういうのもありなんだなと思いました。一気に読み終えてしまいました。
ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の1人。3人兄妹の末っ子としてベッドフォードシャーの小村で育つ。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年、みごとデビューを果たした。物語を作るときにいちばん楽しいのは、ヒロインとヒーローの性格を考えるとき。書いているうちに徐々に主導権が移り、いつのまにか彼らが物語を語りはじめるのだという。