ハーレクイン・シリーズ
放蕩貴族
わたしはおばかさんだわ。あなたに愛されると思っていたなんて。
田舎牧師の娘メアリーは、父を亡くし、まもなく家を出ていかなければならなかった。頼れる親戚も財産もない彼女は、村を出て働くしかない。暗い将来を思って不安になっていたとき、伯爵家の御曹子イアン・シンクレアが村に現れ、見目麗しい彼にメアリーは胸をときめかせた。放蕩者で高貴な彼に相手にされるはずもないけれど……。ところが、イアンは彼女の窮状を知るなり結婚を申し込み、メアリーは驚きながらも幸せな家庭を夢見て承諾した。イアンが父親への反発から、身分違いの彼女に求婚したとも知らずに。
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年11月05日
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- 著者
- キャサリン・アーチャー
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- 訳者
- 氏家真智子
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- 定価
- 901円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年10月24日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-33175-5
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- 書籍番号
- PHS-75 (初版HS-59)
幼いころから読書好きで、結婚後、作家になることを決意した。ところが頭の中の物語を書き記すことは想像以上に難しく、書き終えるまでに何年もかかったという。3作目に書き上げた『禁じられた思い』でデビュー後、おもに中世を舞台にしたヒストリカル・ロマンスを数多く上梓し、人気を博した。