ハーレクイン・シリーズ
アマンダは見慣れない部屋のベッドで目を覚ました。隣には緑色の瞳をした長身の男性が横たわっている。いったい、何が起こったの?すると見知らぬ男性が笑みを浮かべ、彼女のほうに身を乗りだしてきた。驚いてベッドから落ちた彼女は、その拍子にすべてを悟った。この男性と乗り合わせた馬車が横倒しになって地面に激突したとき、彼はその腕にわたしを抱き締めてくれていた。そのまま気絶した二人は、夫婦と勘違いされて運ばれたんだわ!アマンダは自分の体面を守るために男性の妻を装い、彼と共に急いで宿を立ち去ろうとするが、途方もない問題に直面した。
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- 頁数
- 256頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年11月05日
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- 著者
- ルイーズ・アレン
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- 訳者
- 山本やよい
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- 定価
- 901円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年10月24日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-33174-8
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- 書籍番号
- PHS-74
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モニター
登場する人物が、とにかく魅力的です。特にヒロインのユーモアある会話センスにくすりと笑い、おせっかいだけど人柄の良い性格が、読んでいて気持ちが良かったです。一回り以上年の離れた前夫が亡くなり、前夫を尊敬し愛していたけれど、ヒーローとの出逢いにより情熱を知っていくヒロインの心の動きが読みどころだと思います。欲望、情熱、愛について、自分自身に語るヒロインの台詞がとても印象的でした。
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モニター
しょっぱなから一気に物語に引き込まれてしまいました! ハンサムなヒーローが自分と同じベットに入ってたら、ヒロインのアマンダでなくても驚いちゃいますよね! まるで止まらないジェットコースターに乗ったように、物語はそこから一気に動き出します。アマンダと謎のヒーロー、ジェイとの現代と変わらないロマンスは必見です!! 終盤にはまた二転、三転し、最後まで面白く読み進められました。ヒストリカルだけど読みやすくて、大・大・大満足の一冊です!!
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モニター
ハーレクインはよく読みますが、ヒストリカルは、最近、随分と読んでいませんでした。でも、久しぶりに読んでみて、改めて、ヒストリカルの読みごたえを堪能しました。秋の夜長に読むには、ぴったりの書籍です。現代ものには無い、良さがありますね。豪華なドレスや、伯爵という古風な響き、どれも夢の世界に連れて行ってくれる、素敵な世界です。この物語は出会いから、もう、夢の世界へ導びいてくれます。目をさましたら、すばらしい男性のベッドの中にいたなんて! 楽しくて、長い物語をあっという間に読み終えてしまいました。
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モニター
たまたま乗り合わせた馬車が突然のハプニング。目覚めると記憶喪失のジェイと同じベッドに。ヒストリカルは、殆ど読んだことがありませんでしたが、現代とは習慣が違うので、別な角度から楽しめて、あっという間に読めてしまいました。
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モニター
ヒストリカルが好きな方にお勧めです。伯爵・貴族などうっとりする世界です。登場人物も嫌味がなく、読み終わった後はスッとした気持ちになります。
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モニター
目覚めたのは見慣れぬ部屋のベッド、隣で寝ているのは知らない男。しかも「ところで僕の名前は?」だなんて!! びっくりの状況から始まるこのお話は、仮の名前の紳士・ジェイとしっかり者のヒロイン・アマンダの間でゆったりとした時間の流れのように進みます。ヒストリカルは長編が多く読み上げるのに時間がかかるものですが、展開が気になってどんどん読み進める一作でした。
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モニター
ハーレクインのヒストリカルは初めてでしたが、とても読みやすく面白かったです。ヒーローは記憶をなくした紳士。明るく聡明で行動的なヒロインとの心のふれあい、本当の自分がわからないままに惹かれあっていく葛藤やお互いを思いやる故の誤解。その時代の情景とあわせて描かれ、読み進めていくうちに驚きの展開となり一気に読んでしまいました。最後のシーンはプロローグを連想させ、微笑んでしまう終わり方でとても面白かったです。
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モニター
アマンダはとても良識ある美しい未亡人。目を覚ましたら隣には見知らぬ素敵な男性がいて いきなりキスされるという衝撃のスタート。素敵な男性なのに記憶がない・・おせっかいで好奇心いっぱいのヒロインはついつい彼に惹かれながらも、自身の良識と立場を考えながらも自身の心の恋に悩む。どの登場者もとても魅力的で アマンダがどれほどたくさんの人に愛されているのかが本当によくわかって本当に羨ましい限りです。ハーレクインらしい美しい世界と 美少女の衝撃の告白には本当にびっくりしました。こんなことがあるの~?!!っていうストーリー展開にまだ読んでいない人は是非読んでワクワクしてほしいと思います。
物心ついたときから歴史に興味を抱き、8歳のときには3ページの歴史小説を書いた。地理と考古学の学位を持ち、特定の風景や場所から、小説を書くインスピレーションを得ることが多いという。とくにヴェネチアやブルゴーニュ、ギリシアの島々からはこれまでに多くのアイデアが生まれた。ヒーローのモデルにもなる最愛の夫とイングランドのベッドフォードシャーに在住。友人とフランセスカ・ショー名義での共著も多数ある。