ハーレクイン・シリーズ
いったい、彼女はどういうつもりなのだ!? かつての婚約者アミラから偽装結婚をもちかけられ、ブレントは憤慨した。8年前の結婚式当日、理由の説明もない短いメール一通でアミラに結婚をドタキャンされたときの、苦々しい屈辱がまざまざと甦る。以来、ブレントは恋愛に背を向け、仕事の鬼と化したのだった。聞けばアミラは今、大変な経済的苦境に立たされており、30歳までに誰かと結婚するしか窮地を脱する方法はないのだという。アミラを見ると、今も頭の中はたちまちセクシーな妄想でいっぱいになる。彼女と結婚してしまおうか。そして、誘惑してぼくに夢中にさせ、それから……こっぴどくはねつけてやるのだ。あのときのぼくと同じ屈辱を味わわせる千載一遇のチャンスかもしれない。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年11月05日
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- 著者
- イヴォンヌ・リンゼイ
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- 訳者
- 皆川孝子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2013年10月24日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51585-8
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- 書籍番号
- D-1585
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- ミニシリーズ
- 罪作りな御曹司
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モニター
またもや息もつかせぬ物語。次から次へと展開が気になる。予想を裏切る筋書き、ハラハラ好きにはたまらない逸品。
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モニター
お互いに裏切られたと感じていた過去があっても抗えなく魅かれあう。それでもプライドの高いヒーローは恥をかかされたという思い込みからヒロインの本質を誤解して罠にはめようとする。全てを失った彼女は死を選んでしまわないかと心配しそうなぐらい痛く可哀想で涙が溢れた。言い訳をしない、人のせいにしない真っ直ぐさゆえにヒーローにも真実を伝えられなかったヒロインの姿に読んでいて胸が苦しくなりました。
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モニター
昔の素晴らしい記憶はいつまでも心に染み付いているんだなぁと思いました。ヒーローが理性でヒロインと距離を置こうとする場面は、ずっとドキドキさせられました。
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モニター
偽装結婚と言うだけで最初から結婚を断った女が、またあなたと結婚しても良いわと言ってきて、なに?と思いましたが、人を愛しているからこんな行動になるのだなと読んでいるとわかってきます。けれどもこんなに愛情に振り回されるとは、本の世界ならではを楽しめると思います。
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モニター
結婚式当日に式をドタキャンした過去を持つアミラが、8年後、お金のために偽装結婚を持ちかけたのは、なんと元婚約者。驚きながらも、復讐のチャンス、と承諾するブレント。お互いに惹かれあっているのに、過去が過去だけに本当の気持ちを言い出せず、思いが交錯するばかり。二人がどんなラストを迎えるのか、はらはらしながら一気に読み進めてしまいました。
ニュージーランドに生まれ、13歳のころからロマンス小説を愛読するようになった。ブラインド・デートで出会った男性と結婚し、2人の子供がいる。読書を通じて人々のさまざまな愛の力を追体験していると言う。